【炊飯器】3選。おいしさプラス、50代からの暮らしにぴったりな機能を搭載|家電のプロ・神原サリーさんおすすめ
ライフステージの変化や、体や心のゆらぎを日々実感するマチュア世代。そんな大人の暮らしをより豊かで快適にしてくれるアイテムを、家電のプロ・神原サリーさんがナビゲート。第5回は、米飯管理技能士の資格を持つ神原さん注目の「炊飯器」3点をご紹介します。
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「米飯管理技能士」の資格を持つほど、おいしいごはんにこだわりのある神原サリーさん。そんな神原さんが注目する炊飯器は?
「今年、パナソニックから自動でお米と水を量り、炊いてくれる『自動計量IH炊飯器』が発売されたんです。お米と水をちゃんと量って、浸水させて……って、毎日やっていることだけど実はけっこう手間だし、時間もかかる。それを全部やってくれることにまず驚いたのですが、なによりびっくりしたのはごはんがおいしいこと!
スマートフォンのアプリで外出先からも操作が可能だったりと、若い世代向けだと思われがちですが、実は私たち世代にこそぴったりなアイテムなんじゃないかなと思います」
調理の時短が叶うレコルトの「クッキングライスクッカー」も、マチュア世代におすすめだそう。
「こちらは、炊飯の際に出る蒸気を利用しておかずも作っちゃいましょうというコンセプトの炊飯器。私たち世代は、気力的にも体力的にも、毎日の食事作りが面倒になってくる年ごろだと思うんです。そんなときには、こういったアイテムがあるとラクだし、食事作りがちょっと楽しくなるのでは?」
便利な機能も魅力的だけれど、炊飯器はやっぱりごはんのおいしさで選びたい、という人には、正統派のこちらの炊飯器を。
「2023年に創業100周年を迎えたタイガー魔法瓶が自ら最高傑作とうたうモデルは、ごはんがとにかくおいしい! おかずなしでずっと食べ続けられるほどの甘みとうまみが感じられて、『ごはんの最高峰、ここにあり!』と思わず唸ってしまったほど。お値段は多少はりますが、おいしいごはんは譲れないという方におすすめしたい一台です」
パナソニック「自動計量IH炊飯器 SR-AX1」
おいしいごはんを食べたいと言いつつも、実は多くの人ができていないのが、お米と水の計量です。
「お米と水の正確な計量は、おいしいごはんを炊くための基本のき。なのに、私たちはけっこう雑にやってしまっているんですよね。老眼になったら、計量カップの細かい目盛りも見えにくくなるから、さらに雑になりがちです(笑)。
この炊飯器はそんな面倒な計量を自動できっちりやってくれるうえ、火力もバッチリ。一般的な炊飯器の場合、沸騰までの時間などを温度センサーが検知して、そこから予測した炊飯量をもとに火力を調整しています。
でもこの炊飯器は、炊飯以前に正確な炊飯量がわかるから、繊細な火力調節ができる。おいしく炊けないわけがないのです」
使い方は、あらかじめ米タンクに無洗米を入れ、水タンクに水を入れておけば、あとはスイッチを押すだけ。
スマートフォンのアプリを通じて外出先から遠隔操作もでき、銀シャリモードなら「ふつう」「かため」「やわらか」と、炊き方の調整も可能です。
「外出先からだけでなく、体調が悪いときにもこの機能はとっても便利。0.25合のお米でおかゆを作るモードもあるので、ベッドの中からスマホでピッとするだけで、おいしいおかゆが作れます。
無洗米を使うので、水を余分に使わずエコなところもポイント。炊き込みごはんができなくても、保温機能がなくても、炊きたてのごはんのおいしさと自動計量のラクさを知ってしまうと、それでもいいかなという気持ちに。こんなに個性的で、ある意味とがった炊飯器を作ったパナソニックさん、さすがです!」
「自動計量 IH炊飯器 SR-AX1」
全1色 炊飯容量:0.5~2合(お茶碗中盛り1~4杯分)
サイズ:約17.6×33.6×33.6cm 重量:約4.8kg
炊飯コース:(本体)銀シャリふつう、早炊き (アプリ連携機能):銀シャリふつう・かため・やわらか、早炊き、カレー、おかゆ
4万5540円(編集部調べ)
パナソニック調理商品ご相談窓口 ☎️0120-878-694
https://panasonic.jp/suihan/products/ax1.html