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【写真でわかる!】中型観葉植物の植えかえ方。モンステラを5号鉢から7号鉢へ植えかえる【ガーデニング】

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園芸ガイド編集部

植物を大きい鉢に植えかえるときはどうしたらいいの?と不安な方もいるかもしれませんね。でも大丈夫! 小さい鉢の植物の植えかえと同じです。中型(5号鉢)のモンステラの植えかえ方を写真つきで説明していきます。

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中型&大型観葉植物の管理ポイント|置き場所、水やり、肥料、植えかえ、鉢の大きさは?【保存版】

中型観葉植物の基本の植えかえ方

下の写真のモンステラ、鉢に比べて、葉のボリュームが大きく、根が回りすぎている可能性があります。ひとまわり大きな植木鉢に植えかえることで、根詰まりを解消しましょう。5号鉢から7号鉢への植えかえの様子です。

【材料】
・植物(モンステラ)
・新しい鉢
鉢底網
鉢底石
観葉植物用の培養土
・土入れ
・植えかえ棒(割り箸でも可)

便利アイテム トンカチ

【1】新しい鉢の鉢底穴に鉢底網を置き、その上に鉢底石鉢底網が隠れるくらい入れます。

【2】枝元をやさしく持ち、古い鉢から植物を引き抜きます。根が絡まって、とれないときは鉢の縁を手でたたきますそれでも取れないときは、トンカチで軽くたたいて。

【3】植えかえ棒を使って、表面を削るようにして、土を落とします。

【4】根の間に植えかえ棒を差し込み、土を落としながら、根を半分ほどほぐします。

【5】いったん新しい鉢に入れ、鉢の下に入れる土の量をチェック。

【6】新しい鉢に土を入れます。鉢に根を入れたとき、株元が鉢の縁から2㎝ほど下になるようにします。このスペースがないと、水やりときに、水があふれてしまいます。

観葉植物とは、花よりも葉の形や色、質感の美しさを楽しむことを目的とした植物の総称です。モンステラ、ポトス、カラテアなどが代表的で、インテリアグリーンとして人気があります。育てやすく空間に潤いを与えるため、初心者からベテランまで幅広い層に愛されていますが、室内管理には日照・温度・湿度・空気の流れなど、繊細な配慮が必要です。身近に置いて葉の表情を見て、植物と会話する感覚が味わえるのも魅力の一つです。

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根詰まりとは、植物が鉢の中で長く育ちすぎて、根がびっしりと詰まりすぎてしまう状態です。根が行き場をなくして窒息し、水や栄養を吸えなくなります。定期的な植え替えで鉢を一回り大きくするのが対策です。

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鉢底網は、鉢植えの底に敷いて使う網で、土が鉢の穴から流れ出るのを防ぎます。害虫の侵入を防ぐ効果もあります。鉢底の穴が小さかったり、底が網状になっていたりする鉢の場合には使用する必要はありません。

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鉢底石とは、鉢植えの一番下に敷く軽石などの石のことで、水はけをよくするために使います。鉢の中に水がたまりすぎると根腐れの原因になるため、鉢底石で排水性を高めることが重要です。再利用が可能なので、キッチン用の水切りネットなどに入れて使用すると便利です。

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培養土とは、植物を育てるために使う土のことです。数種類の土がブレンドされた市販の培養土は、通気性、保水性、排水性、養分のバランスがよく、初心者でも失敗なく植物を育てられます。植物の種類(花、野菜、多肉植物など)ごとに専用の培養土も市販されています。

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株元とは、植物の茎が地面と接するあたり、根元の部分を指す言葉で、水やりやマルチング、病害虫の発生チェックなど園芸作業の上で注目すべき場所です。特に多年草や樹木では、株元の通気性や湿度が健康維持に大きく関係し、落ち葉や腐葉土のたまり過ぎによって蒸れたり、カビが発生するリスクもあるため注意が必要です。冬越しや剪定後の管理でもポイントになる場所です。

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