冬のトイレの悩み。頻尿・尿漏れが気になる人におすすめの、水分のとり方とは?
カフェインが入っているかどうかチェック
利尿作用のある飲み物をとると、トイレが近くなるので、利尿作用がある成分を知っておくことがまず大切です。
気をつけたいのは、カフェインとアルコールです。カフェインは、血流に乗って体のあちこちに作用して、体の水分を出させようとします。通常トイレを1時間がまんできるところが、カフェインをとると、すぐに行きたくなったりするのです。
カフェインが入っている飲み物の代表選手がコーヒーで、インスタントコーヒーにもレギュラーコーヒーとさほど変わらない量が含まれています。
紅茶や緑茶などのお茶類にもカフェインが含まれています。意外に思われるかもしれませんが、玄米茶やウーロン茶、ジャスミン茶などにも、茶葉由来のカフェインが入っているのです。
また、エナジードリンクも要注意。気分をシャッキリさせるため、覚醒作用のあるカフェインを配合していることが多いのです。外出先でパワーアップのためにエナジードリンクを飲んだら、トイレが近くなって困った、という人もいます。
ですから、はじめて飲むドリンク類は、表示の成分表をチェックして選ぶとよいでしょう。
アルコールも利尿作用があります。飲酒をする際は、トイレが近くなることを予測しておきましょう。
なお、飲み物ではありませんが、チョコレート、特にカカオ分の多いダークタイプはカフェインの含有量が多いので、外出時にはひかえるとよいでしょう。
2011年に「医学教育という専門領域から、日本と世界の明るい未来を創造する」という理念の元、株式会社リーフェホールディングス(旧株式会社リーフェ)を設立。将来の医師を育てる医学生向けの個別指導塾「医学生道場」 の運営や、自らが「ドクターハッシー(内科医 橋本将吉)」というYouTuberとして健康教育を行う。2022年9月に世界初、健康や医学を医師から学ぶ事のできるサービス『ヘルスケアアカデミー 』をリリース。
※2023年2月4日に配信した記事を再編集しています。
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