ソウル市内を見下ろせる最高の空間！南山の麓にあるカフェ＆フレグランスショップへ
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鈴木ちひろ
韓国旅行の楽しみのひとつでもあるカフェ巡り。ソウル市内にはおしゃれなカフェがたくさんありますが、今回は南山の麓にある眺望抜群のカフェをご紹介。そして、カフェを運営する人気のフレグランスブランドにも立ち寄って、話題の自然派フレグランスを堪能して。韓国ならではの有意義なひと時を過ごせます。
★前回はこちら★
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「コーヒーと言ったら甘いスティックコーヒー」がメジャーだった20数年前には想像もできなかったほどのカフェ大国と化した韓国。ソウルには新しいカフェができては淘汰され、今では世界屈指のカフェ激戦区となりました。
市内には建築家がプロデュースしたカフェからこじんまりとしたかわいいカフェまで、さまざまなテイストのカフェがありますが、今回ご紹介するカフェ「Komfortabel南山」は南山の麓という土地柄、他のカフェが真似しようにもできない、とびきりの眺望と贅沢な空間でゲストをもてなしてくれます。
眺望を生かすため、全面ガラス張りの設計に。窓の外にはソウルの街並みが望めます。
カフェのドリンク1杯の値段でこれだけの眺望を楽しめるなんて！ 日本でこれだけのカフェに行こうとするなら、別途、席料も払わなくてはならないのではとも思いますが、ここは韓国。コーヒー一杯で何時間いても何も言われることはありません。
淑大入口駅から歩くと25分（しかも道中は急な上り坂）もかかるので、タクシーやバスを乗らなければいけないアクセスの悪さが功を奏して、大勢の人でにぎわうこともないので、静かなひと時を過ごしたいときに絶好の場所。仕事柄いろいろなカフェを訪れる私ですが、ここは再訪したいなと心から思える居心地の良さでした。
カフェなのにカウンターがあって、少し背伸びした気分も味わえます。丁寧にコーヒーを淹れる姿をボーッと眺めているだけでも幸せ。
どこから見ても絵になる店内。
英国の高級木製スピーカーからクラシカルなBGMが響き渡ります。
フレグランスブランドが展開するカフェだけあって、ドリンク1杯1杯の香りにもこだわっています。自家製のシロップで作られた柑橘系のエイドをはじめ、コーヒーや紅茶の種類も豊富。ウイスキーとコーヒーをブレンドしたカクテルやウィスキーもあるので、日没後にソウルの夜景を見ながらお酒を一杯、なんてことも可能です。
カフェで手作りしているイチゴ生クリームケーキ（1万ウォン）は、しっとりとしたスポンジがみずみずしいイチゴと好相性。カフェのケーキとあなどるなかれ！な美味しさです。代表メニューの特性エイド・グランハンド（7000ウォン）と一緒に。
