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青山新さんが出会ったこの一曲「当たり前のことなんて何もない。コロナ禍を経たからこそ心に響く歌」

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ゆうゆう編集部

演歌歌手・青山 新さんが中学生の頃に出会い、「自分の中のテーマソング」と話す一曲とは? 

こちらもどうぞ。青山新さんが出会ったこの音楽「八代亜紀さんの存在とこの歌が、演歌歌手を志すきっかけになりました」

PROFILE
青山 新さん

あおやま・しん●2000年、千葉県生まれ。中学時代に出場したカラオケ大会で関係者の目に留まり、作曲家の水森英夫氏に弟子入り。20年2月にシングル「仕方ないのさ」でデビューを果たす。
23年11月、地元浦安での単独公演「青山 新 コンサート 2023 ただいま!おかえり!おかわり!」を成功させる。
4枚目のシングル「女のはじまり」が好評発売中。

当たり前のことなんて何もない。コロナ禍を経たからこそ心に響く歌

AIさんの「Story」を初めて聴いたのは中学生の頃。当時観たディズニー映画『ベイマックス』の日本版エンディング曲でした。歌は英語でしたが、日本語の字幕が流れて、気がついたら僕は涙していました。それまで音楽を聴いただけで泣くことなんてなかったから、自分でもびっくりしたことを覚えています。

そして最近、友だちとカラオケに行って「Story」を歌いました。そうしたら歌詞にぐっときて、泣いて歌えなくなっちゃって……。サビの「一人じゃないから」という歌詞も好きだけれど、2番の「説明する言葉も ムリして笑うコトもしなくていいから」という歌詞が改めて心に響きました。

振り返れば、僕がデビューしたのは2020年2月、コロナ禍の直前でした。念願のデビューが叶い、「これからもっとたくさんの方に僕の歌を聴いていただこう」と意気込んでいた矢先に緊急事態宣言が出て、3月以降に予定されていたイベントなどは延期や中止に。コンサートはファンの方と近くで触れ合えるのが魅力なのに、コロナ禍では握手もできず、写真撮影もパーティション越し……。

そんな中でこれからどうしていこうかと考えて、配信やSNSを活用してファンの皆さんとつながりをもつようになりました。

今は歌える場所があること、お客さまがいらっしゃることのありがたさを改めて感じて、この恵まれた環境は当たり前のことじゃないんだと実感。コロナ禍を経たからこそ気づくことができたと思います。だから「Story」の歌詞が刺さるんですよね。この歌は自分の中のテーマソングです。

そして、僕がこの歌から力をもらったように、聴いてくださった方に少しでも前向きになってもらえる、誰かの背中をポンと押してあげられるような歌を歌うことがこれからの目標。僕はまだまだファンの皆さんから勇気をいただいてばかりですが、いつか皆さんに勇気や力を与えられる歌い手になりたいと思っています。

AI 「Story」

米国ロサンゼルス生まれ、鹿児島育ちのシンガーソングライター、AI(アイ)が2005年にリリースしたシングル曲。

自身が作詞を手がけ、大切な人への想いが込められたメッセージソングとして大ヒット。

デビュー5周年を飾る新曲 「女がつらい」発売決定!

5枚目となるシングル「女がつらい」が2月21日に発売決定! 4行詩のブルース演歌で、年下の男をあきらめきれずに探す、哀しい女の物語を歌い飛ばす。

「女がつらい」は通常盤の他、ミュージックビデオDVD付きも同時発売。通常盤、DVD付き各1500円 テイチクレコード
詳細は、青山 新オフィシャルサイト(https://www.aoyamashin.com/)をチェック!

※この記事は「ゆうゆう」2024年3月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。

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