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【ダイエット】もう少し体重を落としたい人は、緑茶を飲むタイミングを変えるといい

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望月理恵子

ダイエット中の人におすすめしたいのが、やせやすい時間に食べたり飲んだりすること。時間を選ぶと、自然にやせ体質になるのです。管理栄養士の望月理恵子先生に、「緑茶」を飲むタイミングついて教えていただきましょう。後半は、やせたい人のドレッシングの選び方についてです。

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緑茶を夕食時に飲むと脂肪がたまりにくくなる

緑茶を飲むとほっとしますね。

緑茶には、カテキン(茶カテキン)という苦み成分が含まれています。カテキンはポリフェノールの一種で、いろいろな効用が知られています。

たとえば、殺菌・抗菌作用、抗ウイルス作用、虫歯・口臭防止作用……などなど。新型コロナウイルスに対する殺菌作用についても話題になりました。

もう少し体重を落としたいと願っている体にうれしいカテキンの働きが、食後の血糖抑制効果です。

茶カテキン飲料が食後の代謝などに及ぼす影響を比べた研究で、朝食と夕食を比較したところ、緑茶のカテキンの食後血糖値抑制作用は、夕食時にめざましい効果があったことがわかりました。

カテキンたっぷりの緑茶を夕食のときに飲めば、食後血糖値の急上昇を防ぎ、脂肪もたまりにくくなるのです。
カテキンは80度以上の高温で溶け出しやすいので、熱々で入れましょう。夕食をつい食べすぎてしまう人や、糖尿病のリスクのある人にはおすすめです。

ただ、緑茶にはカフェインも含まれているので、カフェインを飲んで眠れなくなる人は注意してください。

ドレッシングはノンオイルよりオイル入りが満腹感あり

腹持ちがよいものと悪いものがあります。

ご飯やパンなどの炭水化物は2~3時間で消化され、胃から腸に下りていってしまいます。いったんおなかがいっぱいになっても、すぐに空腹になりやすいのです。

一方、肉や魚、卵などのたんぱく質は、胃の中に6時間くらい停滞しているといわれ、比較的腹持ちがよいものです。次の食事のときには消化され、胃にあまり残っていません。

これに対して、油や脂肪は消化に8~10時間かかるので、夜とるとずっと胃の中に停滞します。夜遅い夕食で油物を食べると睡眠中も胃が働かなければならないため、睡眠の質が悪くなることがあります。

油は消化に時間がかかる=腹持ちがよいということなので、満腹感を持続させるために活用する手もあります。

たとえば、生野菜サラダのドレッシングにノンオイルを選ぶ人がいますが、オイル入りドレッシングにするほうが腹持ちがよく、満腹感が長時間続きます。油といっしょにとるほうが緑黄色野菜のビタミン類が吸収されやすくなり、次の食事後の血糖値の上昇も抑えられます。

※この記事は『やせる時間に食べてみた!』望月理恵子著(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。
※2023年4月4日に配信した記事を再編集しています。

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