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【大人のひとり暮らし】文筆家 ツレヅレハナコさんが家づくりで最もこだわり、予算を割いたのは?[後編]

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ゆうゆうtime編集部

NO 晩酌デーは宅トレ。体が軽くなっています

以前は毎日お酒を飲んでいましたが、今は週に3日ほど。飲まない日は時間を持て余すようになり、筋トレを始めました。とはいえスポーツジム通いはハードルが高い。YouTubeを見ながら家で取り組んでいます。

1 日分のお茶をつくってポットで持ち歩きます

台所やリビング、書斎と家の中を移動することが多いため、お茶はまとめてつくっておくと便利です。そのために保温ができる、取っ手つきのポットを探しました。保存容器に銘柄のシールを貼ってお茶パックを入れています。

朝いちばんで家じゅうの窓を開け、気を流します

起きたらまず行うルーティンで、その日が始まる合図のようなもの。窓をすべて開けて、南北に風を通します。風が抜けていくのが気持ちいい! 高所にも窓がありますが、開閉専用フック棒を使うのでストレスフリーです。

お金のこと

今はコツコツローンを返す時期。老後のことも少しずつ視野に

ハナコさんの家づくりは、土地探しに2カ月弱、打ち合わせと設計に4カ月強、建築に9カ月。そしてその期間に土地購入、住宅ローン契約などお金が絡む事案も多数発生。家を建てることになって初めて、マネープランをじっくり考えたといいます。

「住宅ローンの借入期間は35年。頭金をしっかり入れたこと、低金利が続いていることを踏まえ、今は繰り上げ返済はせず毎月コツコツ返済しています。なので、完済するころには70歳を超えているかもしれませんね。ローンを背負うことにはなったけれど、月々の返済額は賃貸時代の家賃の半分以下になりました」

一戸建ては、固定資産税のほか外壁などの修繕費用を頭に入れておかなければなりません。築年数が長くなるほど費用もかさんでくるため、貯蓄や資産運用についても以前より深く考えるようになったそう。

両親は健在。でも実家に帰ることや他の誰かと暮らすという選択肢はないそうです。

「ここが終の住み処になる予定。1階にも台所やトイレをつくり、将来は階段を上り下りしなくても暮らせる間取りにしています。それでも、老後はやっぱりマンションがいいと思うかもしれません。そうなったときでも売却しやすい、駅近の便利な土地をそもそも選んでいます。もし私に何かあったら、この家は兄に引き継がれることに。そういう意味では私だけの財産ではなく、家族共有のものだと感じています」

※この記事は『大人のひとり暮らし 住まいとお金』主婦の友社編(主婦の友社)の内容をWeb掲載のため再編集しています。

※2023年10月19日に配信した記事を再編集しています。

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