私らしく生きる 50代からの大人世代へ

人気記事ランキング 連載・特集

シンプルライフ研究家マキさんの 旬を味わう「半調理」の秘密とは?

公開日

更新日

マキ

「こうしなくちゃいけない」と思うと、家事は面倒。それなら、ちょっとの工夫で家事のストレスを解消しませんか。シンプルライフ研究家のマキさんに、「料理をつくる人にしかできない特権」をうかがいました。料理がおいしくて楽しくなるヒント満載です。

★前回はこちら★

人気インスタグラマー マキさんの「気分よく家事ができるヒント」とは?

「なんちゃって」でも、じゅうぶんおいしい。家庭料理は「楽しさ」を隠し味に

私の料理はほぼ「なんちゃって」が多く、正式なザ・定番料理がつくれません。

これはおそらく私が、なにごとにおいても型にはまるのが苦手だから。指示された順番どおりにできないので、レシピ本も読めないという始末なのです。

ですが、家庭料理というものは、なんちゃって料理でいいのではないでしょうか。家にある材料を使って、こんな感じかな?と雰囲気だけでつくってみる。そんな気負いのなさに、家庭料理の楽しさがあると思います。

ときどきキンパが食べたくなって、たまにつくるのですが、わが家には巻きすがなく、韓国のりも常備していないので使いません。

ごま油を塗り、塩を振った焼きのりに、ごはんと好きな具をのせてくるくると巻くだけ。

「半調理」で日々の料理をおいしく簡単に

近ごろはカット野菜や冷凍食材もあるし、調理済みのものを買えば、もっと楽。ですが私の場合、「おいしさに対して、あきらめたくない自分」がいるんです。旬も大切にしたいし、好みのゆでかげんや味つけの料理を口にして、しあわせを味わいたい。

そこで、「半調理」というワザで、自分が心地よくいられる「楽さ」を、日々にとり入れることにしました。食材の使い始めにちゃちゃっとやってしまえば、あっという間です。

(写真左上から)
豚肉のみそ漬け。ほうれんそうは塩ゆでにしてアク抜き。白菜の軸をせん切りに。ブロッコリーの塩ゆで。にんじんのごま油炒め。にんじん、きゅうり、セロリのピクルス。大根は短冊切りに。スナップえんどうの塩ゆで。洗ってへたをとったミニトマト。蒸しさつまいも。

PICK UP 編集部ピックアップ