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しなっとさせない【にら】の保存方法。鮮度をキープするひと手間とは?

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沼津りえ

にらはスタミナ野菜の代表とされていますが、傷みやすいのも特徴。うっかりすると、冷蔵庫の奥から、黒ずんでしなっとしたにらが発見されることが……。上手に保存して、新鮮なううちに食べたいですね。料理研究家の沼津りえさんに、おいしさをキープする保存方法を教わります。

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冷蔵保存

調理しやすい長さに切り、保存容器に入れて冷蔵保存を。

保存期間の目安は5日間です。

食感が失われないように、火入れは短時間に。ギョーザのタネや、お好み焼きのタネ、にら玉などに。

冷凍保存

冷蔵の場合と同じです。調理しやすい長さに切って、保存容器に入れて冷凍を。

冷凍の保存期間の目安は1カ月。

にらの独特の香りは硫化化合物によるもの。冷凍するとこの独特の香りが少しとんでしまうので、冷凍しても早めに使い切りましょう。

解凍方法

冷凍庫から出したらできるだけ早く使用しましょう。

にらは、肉との相性がいいので、冷凍はそのまま野菜いためやレバにらなど、肉料理に取り入れて。ビタミンB1を含むレバーと組み合わせると疲労回復効果が期待できます!

冷凍にらで、にらだれ

材料と作り方(作りやすい分量)
①冷凍にら1/2束分はこまかいみじん切りにし、おろししょうが1/2かけ分、しょうゆ大さじ2、酢大さじ1、ごま油・いり白ごま各大さじ1/2、砂糖小さじ1/2とまぜ合わせる。
②冷蔵室で1〜2時間なじませる。

冷凍にらで、にら玉

材料と作り方(2人分)
①ときほぐした卵2個に冷凍にら(お好みの量)、砂糖小さじ1、塩・しょうゆ各少々を入れてまぜる。
②フライパンにサラダ油を引いて熱し、①を流し入れ、手早く菜箸をぐるぐる回し、全体に火が通ったら器に盛る。

※この記事は『食品長持ち保存術』沼津りえ著(主婦の友社)の内容をWeb掲載のため再編集しています。
※2022年10月21日に配信した記事を再編集しています。

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食品長持ち保存術

沼津りえ著
主婦の友社刊

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