【トマト】の保存方法。鮮度を保ってうまみもアップするコツとは?
旬のトマトがたくさん手に入ったら、傷まないように保存して、おいしく食べ切りたいですね。すぐに食べない場合は、トマトは冷凍保存がおすすめ。ソースにして冷凍したり、冷凍のまますりおろすドレッシングなど、トマトの特性を生かした保存法を、料理研究家の沼津りえさんに教わります。
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冷蔵保存
冷凍保存
ポリ袋に入れて冷凍保存します。冷蔵保存の場合と同じです。
冷凍保存期間の目安は1カ月。冷凍したトマトは味が凝縮されて美味! トマトに含まれるうまみ成分グルタミン酸、アスパラギン酸は、冷凍することで質が高まるため、よりおいしく食べられます。
冷凍して皮ごと調理すると、皮が気になりません。冷凍は酸味がやわらぐため、ソースや煮込みにも向きます。
つぶしてソースにして冷凍保存
へたをとり、ポリ袋に入れ、袋の上から手で押しつぶします。お好みでバジルなどを加えて冷凍するのもおすすめ。砂糖を加えて凍らせれば、トマトのシャーベットが手軽にできます。保存期間は1カ月が目安。
解凍方法
冷凍したトマトを水に30秒〜1分つけると手で簡単に皮がむけます。そのまま室温においておくと、水とともにトマトの汁がしみ出て、味が抜けてしまうので注意。皮をむいたら、すぐにいため物や煮物などの料理に使いましょう。
皮ごとすりおろして冷凍トマトをドレッシングに
ドレッシングに使用する際は、冷凍トマトを皮ごとすりおろして、油、酢、塩、こしょうと合わせるだけで、華やかな色のトマトドレッシングができます。カルパッチョや生野菜、カツ、ムニエルのソースなど使い方はいろいろです。
冷凍トマトで、トマトクリーミーリゾット
材料と作り方(1〜2人分)
①フライパンににんにくのみじん切り小さじ1/2、オリーブ油小さじ1を入れ、弱火にかける。
②にんにくの香りが立ってきたら細切りしたベーコン1枚分を加え、いためる。
③冷凍トマト1個を4等分にして加え、つぶしながらいためる。
④ごはん茶わんに軽く1杯分をさっと洗い、牛乳1/2〜3/4カップ(生クリームでも)とともに加え、水分がとぶまで煮る。
⑤粉チーズ小さじ2を加え、塩、こしょう各少々で味をととのえる。
※この記事は『食品長持ち保存術』沼津りえ著(主婦の友社)の内容をWeb掲載のため再編集しています。
※2022年10月21日に配信した記事を再編集しています。
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食品長持ち保存術
沼津りえ著
主婦の友社刊
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