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【ガーデニング】暑さと乾燥に強く、夏におすすめ【ニチニチソウ】のキュートな寄せ植え

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園芸ガイド編集部

暑い時期でも元気に咲き続ける花の寄せ植えがあれば、気分が明るくなりますね。そこで、英国園芸研究家の吉谷桂子さんに、秋まで長く咲く【ニチニチソウ】の寄せ植えを教えていただきました。

↓↓ニチニチソウの育て方のポイントはこちら。【ガーデニング】多彩な色、花形が魅力的! 多年草【ニチニチソウ】の寄せ植え

姿、形のよさ、頼もしさもある【ニチニチソウ】

夏の園芸の最大のポイントは、最低限の管理で元気な花を楽しむことに尽きます。その点、いろいろと育てた中で、花では「ニチニチソウ」(ビンカ)がおすすめです。

ニチニチソウの寄せ植え① ニチニチソウの大株を中心にピンクでまとめて

メインのニチニチソウのふんわりとした雰囲気を壊さないよう、甘いピンクの引き立て役として3種のカラーリーフを選びました。ピンクの花には、暖色つながりのオレンジ系や引き締め役の銅葉がおすすめです。

ニチニチソウ同様、夏に強いセンニチコウをアクセントに加えて。

花が咲き終わったあとは、ツルニチニチソウ以外は冬越しが難しいので、一年草扱いとします。

苗の配置図

A:ニチニチソウ ‘カザグルマ’
B:ツルニチニチソウ
C:ヘミグラフィス・アルテルナータ
D:コリウス
E:センニチコウ

コンテナの大きさ/直径45cm、高さ35cm

寄せ植えとは、複数の植物を1つの鉢やプランターにまとめて植えることです。花の色や形、高さのバランスを考えることで、美しいアレンジが楽しめます。同じ環境を好む植物同士を組み合わせるのがコツです。季節ごとに植え替えれば、年間を通じて楽しめる人気のスタイルです。

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多年草とは、開花、結実後も枯れずに生長する植物のことを指します。一度植えると数年にわたり生育し、毎年花を咲かせます。

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冬越しとは、寒さに弱い植物を冬の寒さや霜から守って生き延びさせるための管理方法です。屋外に置いている鉢植えを室内に取り込んだり、花壇の土の表面にワラや落ち葉などを敷き詰めたりします。

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一年草とは、発芽から開花、結実、枯死までのライフサイクルを1年以内で終える植物のことです。春にタネをまいて夏から秋に花を咲かせる「春まき一年草」と、秋にタネをまいて翌春から初夏に開花する「秋まき一年草」に分類されます。代表的な春まき一年草には、ヒマワリやコスモスがあります。短期間で生長し、華やかな花を楽しめるのが特徴です。

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銅葉とは、植物の葉の色が銅のような赤茶色やブロンズ色を帯びた種類のことを指します。この独特の色合いは庭や鉢植えでアクセントとして活躍し、彩り豊かなガーデニングにおいて人気です。例えば、ヒューケラやコルジリネなど、一年中その美しさを楽しめる銅葉植物が多くあります。また、銅葉と緑の葉を組み合わせた配置も視覚的に非常に魅力的です。ガーデニング初心者にも育てやすい品種が豊富なのもポイントです。

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用土とは、植物を育てるために使う土のことです。植物の種類に合わせて、水はけ、保水性、通気性、栄養のバランスを考えてつくられています。園芸店では「観葉植物用」「野菜用」「多肉植物用」など、目的別の用土が販売されており、初心者でも使いやすくなっています。

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株元とは、植物の茎が地面と接するあたり、根元の部分を指す言葉で、水やりやマルチング、病害虫の発生チェックなど園芸作業の上で注目すべき場所です。特に多年草や樹木では、株元の通気性や湿度が健康維持に大きく関係し、落ち葉や腐葉土のたまり過ぎによって蒸れたり、カビが発生するリスクもあるため注意が必要です。冬越しや剪定後の管理でもポイントになる場所です。

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