【吉永小百合さん】79歳、チャーミングな「ダブルピース」ポーズの写真を公開!
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ゆうゆう編集部
今年、映画デビュー65周年を迎える吉永小百合さん。それを記念して、出演した日活映画79本のスチール写真などを集めた写真集『吉永小百合青春時代写真集』が上梓されました。5月に開催された記念イベントの様子をお届けします。
PROFILE
吉永小百合さん・俳優
よしなが・さゆり●1945年東京都出身。
小学生のときラジオドラマ「赤胴鈴之助」でデビュー。
59年『朝を呼ぶ口笛』で映画に初出演して以来、123本の映画に出演。
日本アカデミー賞、ブルーリボン賞など数多くの受賞歴がある。
2006年紫綬褒章受章。
忙しすぎて高校に通えなかったけれど撮影所が私の学校でした
サーモンピンクのワンピースに白いジャケット姿で、軽やかに登場した吉永小百合さん。東京・池袋の映画館「新文芸坐」に集まったファンの前で、はにかみながら挨拶する姿は10代の少女のような愛らしさである。
吉永さんは14歳で映画デビュー。高校入学とともに日活撮影所に入社した。
「私は小学生のうちからラジオやテレビのお仕事をしていたので、高校では一生懸命勉強しようと思っていたんです。ところが、日活の入社は高校の入学式の日。制服から赤いブラウスに着替えて会社に行きました。日活の方には『年に2本映画に出てくれればいい』と言われていたんですが、翌年の出演数は16本(笑)。高校には通えなくなりましたが、日活が私のもう一つの学校になりました」
青春映画全盛期の時代、赤木圭一郎、芦川いづみ、浜田光夫、渡哲也、石原裕次郎……そうそうたる俳優との共演は、まるで学校のような楽しさだった。当時の仲間との縁は今も続いている。
「浜田光夫さんには、今日『こんなイベントがあるのよ』とお伝えしようと思っていたんです。ところが、携帯電話を家に忘れてきてしまって……(笑)。家に戻ったら報告しようと思います」