【吉永小百合さん】79歳、チャーミングな「ダブルピース」ポーズの写真を公開!
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ゆうゆう編集部
出演作79本……誰かの年齢と同じですね(笑)
思い出深い作品の一つは『愛と死の記録』(1966年公開)。原爆をテーマにした青春映画だ。長く反戦・核廃絶を訴え続ける吉永さんの原点ともなっている。
この作品で初めて共演したのが渡哲也さんだった。
「リハーサルを何度も何度も繰り返して本番を一発で撮るという方法だったんですが、あるときリハーサルの時間になっても渡さんが見つからないんです。みんなで探したら、旅館の押し入れで眠っていらして……。『疲れてるのかな』『リハがイヤなのかな』『でも寝顔がかわいいね』って、みんなで話したことをよく覚えています」
渡哲也さんは、4年前に亡くなった。
「もうお話しできないことが残念です。この作品に出演されていた中尾彬さんも最近亡くなられて……本当にさびしいのですけれど、力を合わせて一緒に素晴らしい映画を作れて本当によかった」
日活での出演作は79本にも上るという。
「あと1作出演していれば、キリよく80本だったんですが……79は、今の誰かの年齢と同じなので、まぁいいのかもしれませんね(笑)」
『ゆうゆう』2024年12月号
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