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50歳で決意した住み替えは「売りやすさ」「貸しやすさ」を優先!整理収納アドバイザーのお宅拝見

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ゆうゆうtime編集部

〝今〟の自分に合った住まいに住み替える。好きなものだけに囲まれた暮らしをめざす——。人生の後半戦、住まいをすっきり整えて、自分らしい暮らしを楽しみませんか?『自分サイズのすっきり大人暮らし』(主婦の友社)から、整理収納アドバイザー 中山真由美さんをご紹介します。3回に分けてお届けする第1回は、人生初のマンション暮らしを始めた経緯について。

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プロフィール
中山真由美さん

整理収納アドバイザー。1974 年生まれ。人材派遣会社にて整理収納ビジネスを展開後、独立して「Ritta Stanza」を主宰。過去の「捨て下手」「片づけ下手」だった体験を生かしたアドバイスが好評。『10 分でスッキリ!捨てない片づけ』(主婦と生活社)など著書も多数。

【DATA】
家族構成:夫婦+子ども1 人
築年数:新築
間取り:3LDK
専有面積:約73㎡

50 歳を迎える節目の年に長く暮らしていた神奈川県の郊外から都市部へ引っ越しをした中山真由美さん。

二世帯住宅からマンションへと、住居の形も大きく変化。
そのきっかけと、すっきり整えた新居をご紹介します。

両親が元気なうちに、いったん同居を解消。 将来の再同居も視野に入れながら仕事や趣味に打ち込める環境を整えました

「何なんだろう、このラクさ。とにかく掃除がラクなんです」——
笑顔でそう語る整理収納アドバイザーの中山真由美さん。

この春に長年暮らした神奈川県の郊外から東京寄りの街へ移り住み、人生初となるマンション暮らしをスタートさせたばかりです。

これまでの住まいは実家の土地に前夫と建てた上下分離型の二世帯住宅で、29歳でシングルになった中山さんと2人の子どもをサポートし続けてくれたのが1階に暮らすお母様でした。

「母は自分の両親の介護もしていて、両親を看取ったあとには孫の世話が始まり、ずっと負担をかけてきたんです。父の完全リタイアを機に、2人だけの生活を楽しんでもらうのもいいかもしれないと、〝親離れ〟を考えるようになりました」

中山さんは仕事柄、遠方に出向くこともしばしば。自身が50代に近づき、実家からの移動に負担を感じるようにもなっていました。

「とはいえ、父と母はともに75歳で心配なことには変わりありません。何かあったらすぐに戻れるように、最初は賃貸マンションを検討したのですが、敷金礼金などの初期費用を割高に感じたうえ、賃貸だと希望の3LDK の物件が見つからなくて。不動産に詳しい知人の助言で資産性も考えるようになり、新築マンションを購入しよう!となったんです」

今回の不動産購入は、中山さんが38歳のときに再婚した夫の智幸さんとする初めての大きな買い物。中山さんは両親がどちらかひとりになったとき、新居に呼び寄せることを想定していましたが、智幸さんは「慣れ親しんだ家のほうがいいのでは」と、自分たちが実家に戻ってサポートすることを提案してくれたそう。

そんな経緯から新居選びは「売りやすさ」や「貸しやすさ」を優先。2人のおめがねに叶ったのは、人口増加や地価上昇が期待できる再開発エリアのマンションでした。

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