50歳の住み替え。「自分の写真」「子どもの作品」はどうする?整理収納アドバイザー 中山真由美さんの場合
〝今〟の自分に合った住まいに住み替える。好きなものだけに囲まれた暮らしをめざす——。人生の後半戦、住まいをすっきり整えて、自分らしい暮らしを楽しみませんか?『自分サイズのすっきり大人暮らし』(主婦の友社)から、整理収納アドバイザー 中山真由美さんをご紹介します。3回に分けてお届けする第2回は、住み替えを機に手放したものについて。
▼第1回はこちら▼新居選びは「売りやすさ」「貸しやすさ」を優先!50歳で決意した住み替えに成功 中山真由美さんの例とは?
プロフィール
中山真由美さん
整理収納アドバイザー。1974 年生まれ。人材派遣会社にて整理収納ビジネスを展開後、独立して「Ritta Stanza」を主宰。過去の「捨て下手」「片づけ下手」だった体験を生かしたアドバイスが好評。『10 分でスッキリ!捨てない片づけ』(主婦と生活社)など著書も多数。
50 歳を迎える節目の年に長く暮らしていた神奈川県の郊外から都市部へ引っ越しをした中山真由美さん。
二世帯住宅からマンションへと、住居の形も大きく変化。
ここでは、住み替えを機に中山さんが手放したものをご紹介します。
一戸建てからマンションへ。 住み替えを機に手放したもの
● 自分の写真
私が幼い頃の写真は、私ではなく母の思い出なんだと気づいて母に返しました。高校時代の写真は、夫や子どもにウケたものだけアルバムの台紙をバラして保管。
● 子どもの作品
私はとっておく派で、見直すタイミングは「高校卒業」「大学卒業」「20歳」「結婚」でしたが、この住み替えの機会に子どもたちと一緒に見て、楽しんで処分しました。
● 夫の趣味の楽器類
ピアノと何本もあったギターの大半を処分。マンションの共用施設にピアノルームがあって、実はそれも購入の決め手のひとつに。ピアノもギターも思いきり弾けます。
● CD・DVD
プレイヤーは処分してしまったのに、学生時代に聴いていたCDなどを大量に持ったままでした。買取店に持ち込み、CD は1枚300円で売れたものも。
● 活用できていなかった食品
東南アジア旅行の折に買った調味料とか乾麺とか、いただきものの岩塩とか、今後も使うことはないものをこの機会に処分。激辛のチューブ調味料も捨てました(笑)。
● キャラクターもののマグカップ
マグカップがやたらとあったわが家。昔、子どもたちがよくもらってきたんですよね。実はまだ少しあって、夫は新居に合わないと不満顔(笑)。近々処分します。
● チェスト2つ
つくりつけ収納が充実しているマンションでは不要と判断。夫は、新居に合わない年季の入った服を大量に処分したので、彼のスペースはスカスカです。
● 100円ショップのかご類
一戸建ては収納スペースが大きめで、内部をかごで仕切る必要がありました。マンションの収納はコンパクトなうえ棚板つき。大量に不要になったので長女宅で活用中。