【ガーデニング】育てて楽しいハーブ【アイ】の栽培方法と活用アイデア2選
活用アイデア② 植物染めのコサージュ
アイの他、セージやパセリなどでベージュやグリーン系に染めた布を重ねて作った優しい色合いのコサージュ。ピンクはミルラ(没薬の木)のやにを用います。
アイ以外の材料は煮出し、鉄などの媒染剤で色を定着させます。他にアイ染めの布を巻いたラベンダーバンドルズや、アイ染めの毛糸も。太い毛糸は多めのアイでむらにならないように染めますが、たとえむらになっても、それがまた素敵なグラデーションに。
かごに置いたコサージュの作り方
❶アイなどで染めた3サイズ(縦12×横70㎝、縦10×横65㎝、縦8×横60㎝)のシルクオーガンジーを用意する。
❷各布を縦半分に折り、各布の布端から0.5㎝のところを粗めに手縫いする。このとき、A→Bと縫ってAに縫い戻り、そのままC→Dと縫い進めてCに縫い戻り、玉留めをせずに糸を引っ張って布を縮め、平らな円形にする。
❸AのあたりとCのあたりを縫い閉じ、花びら形に整える。一番下に大、その上に中、一番上に小の花びら形を重ねておく。
❹8㎝角の薄い布の真ん中に、バラやラヴェンダーなど好みのドライハーブ少量をのせて、てるてる坊主を作る要領でひもで布をしばる。
❺④の下側を開いて、③の真ん中にのせて、3枚の花びらに縫い留める。
撮影/川部米応 イラスト/山田 円
※この記事は「ゆうゆう」2022年9月号(主婦の友社)の記事を、WEB掲載のために再編集したものです。
※2024年4月28日に配信した記事を再編集しています。
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園芸研究家
桐原春子
英国ハーブソサエティー終身会員。長年、自宅でさまざまな植物を育て、家庭での実用的かつ美しい庭づくりを提唱。国内外の多くの庭を訪れ、ハーブの歴史、育て方、利用法を研究。カルチャースクールでハーブ教室の講師を務める。『知識ゼロからの食べる庭づくり』(幻冬舎)など著書多数。ブログ「桐原春子のハーブダイヤリー」やインスタグラムでも情報を発信中。
英国ハーブソサエティー終身会員。長年、自宅でさまざまな植物を育て、家庭での実用的かつ美しい庭づくりを提唱。国内外の多くの庭を訪れ、ハーブの歴史、育て方、利用法を研究。カルチャースクールでハーブ教室の講師を務める。『知識ゼロからの食べる庭づくり』(幻冬舎)など著書多数。ブログ「桐原春子のハーブダイヤリー」やインスタグラムでも情報を発信中。