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べちゃっとさせない【ほうれん草】の保存方法。冷蔵・冷凍・解凍の正解は?

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沼津りえ

うっかり日が経ってしまい、野菜室の奥のほうれん草がぐったりしてしまった経験はありませんか。ほうれん草は、β―カロテン、ビタミンC、クロロフィル、カルシウム、ミネラルなどを豊富に含む緑黄色野菜。料理研究家の沼津りえさんに、おいしさをキープする保存方法を教わりましょう。

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冷蔵保存

ほうれん草を生のまま冷蔵保存したい場合は、ぬらしたキッチンペーパーに包んで、冷蔵室へ。

保存期間は1週間が目安です。

ほうれん草はシュウ酸によるえぐみがあるため、ゆでてアク抜きしてから食べるのが一般的ですが、えぐみの少ないサラダほうれん草は生食できます。

かためにゆでて保存容器などに入れて冷蔵する場合は、保存期間は5日間が目安。

ゆでて冷蔵する場合、やわらかく煮すぎると、調理のときにべちゃっとした感じになります。お湯につけてしんなりしたらすぐにとり出して水につけ、しっかりと水気をしぼって冷蔵を。

冷凍保存

かためにゆでて、ポリ袋に入れて冷凍を。冷蔵の場合と同様に、かためにゆでるのがポイントです。

1束ごと、重ねず冷凍します。冷凍しても栄養価は変わりません。

保存期間は1カ月が目安。

解凍方法

冷凍のまま調理可能。ただし、冷凍のままお弁当に入れると、あとから水分が出てしまうので、しっかりと水分をしぼって入れましょう。

冷凍ほうれん草で、ほうれん草のおひたし

材料と作り方(2人分)
①冷凍ほうれん草1束分をさっと流水で洗い、5〜6cm長さに切って軽くしぼる。
②ボウルに①としょうゆ小さじ2、だし大さじ2、削り節適量を入れ、まぜ合わせる。

※この記事は『食品長持ち保存術』沼津りえ著(主婦の友社)の内容をWeb掲載のため再編集しています。
※2022年10月21日に配信した記事を再編集しています。

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