【ガーデニング】今植えて春満開に咲く!「秋植え球根」7選
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光武俊子
丈夫で次々に咲く スイセン
開花期:12~4月
草丈:10~60㎝
原産地:ヨーロッパ~地中海沿岸、北アフリカ~アジア中部
日本各地の海沿いに群生する房咲きのニホンズイセンをはじめ、中央の花冠が目立つラッパ咲きなど、多彩な種類があります。年内から咲き出し、寒中に甘い香りを漂わせる種類なども魅力的。日本の気候に適していて、丈夫で育てやすく、次々に咲きます。とくに初心者向きの球根植物。
春の香りが満喫できる ヒアシンス
開花期:3~4月
草丈:15~25㎝
原産地:地中海沿岸~中央アジア
大きめでどっしりした球根は、種類によって紫色を帯びて美しい。球根自体も眺められる水耕栽培は、室内で甘い香りが楽しめておすすめです。専用容器でなくても、ビー玉などを用いて発根までは球根の底が水に触れるように調整すれば大丈夫。花後は花茎を株元で切り、鉢や庭に植えて球根を太らせると翌年も咲きます。
可憐な姿で愛される スノードロップ
開花期:2~3月
草丈:5~20㎝
原産地:東ヨーロッパ~中央アジア
小型の球根植物で学名はガランサス。まだ雪の残る中でうつむきがちに咲く姿は、春の訪れを告げる妖精のよう。球根も株も小さいので、まとめて植えると引き立ちます。ほかの球根植物同様、6月ごろには茎葉が枯れますが、植えっぱなしで翌年も咲きやすい。夏に土壌が乾きすぎないよう落葉樹の下などに植えましょう。
休眠する夏は水を切って眠らせて
秋植え球根は秋に植えると根を伸ばしますが、茎葉が伸び出るのは早春。それまで地上には何もないので、つい存在を忘れがちです。鉢植えはできたらパンジーやビオラなど、冬の間も咲き続ける花と寄せ植えにすることで、水やりを忘れずにすみます。
とくにチューリップは芽出しのころに水切れさせると、花が咲きにくくなるので気をつけて!
球根の花が終わり、6月ころには葉が黄変します。その間は光合成により球根を太らせているので、鉢植えは表土が乾いたら水やりを続けましょう。茎葉が枯れたら水やりをやめて、鉢を雨の当たらない風通しのよい涼しい場所に保管。10月になってから水やりを再開すると、また芽が出ます。再来年春も咲いてくれるように、球根を育ててみてください。
※2022年11月21日に配信した記事を再編集しています。
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