「どんなに乾いたアラ還女子も感涙必至!」坂口健太郎がぐいぐい攻める話題の韓国ドラマ【愛のあとにくるもの】[前編]
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吉見フグコ
坂口健太郎×イ・セヨンがW主演のドラマ「愛のあとにくるもの」が、いま話題です。日本と韓国で物語が展開する韓国ドラマ。Amazon Prime Videoで10月から配信中です。韓流初心者のアラ還ライターが、全6話を見た感想を2回に分けてお届けします。今回は1〜3話。
※ネタバレにご注意ください
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なんと初手から別れてるやん。何で?
ある日のこと。還暦女子友のヨーコちゃんが
「このドラマ切なくてキュンキュンした!ぜひ観てみて!」と韓国ドラマを薦めてきました。
「ごめん韓流に限らず恋愛ドラマはもう観ないのよ」という私に
「いやこれはどんなに乾いたアラ還女子でも感涙必至!」と激推し。
おおそれなら観ようじゃないの。
こちとら韓流初心者のアラ環女子ですぜ。本当に心に響くかしら。
と、チャレンジしたのが
Amazon Prime Videoで配信中の『愛のあとにくるもの』。
坂口健太郎と韓国の人気女優・イ・セヨンがダブル主演のドラマです。
冒頭はヒロインが部屋を去るシーン。なんと初手から別れてるやん。何? 何で?
でも本当のドラマはここからがスタート。
何せタイトルは『愛のあとにくるもの』ですから。
ここから2人が出会うシーンに遡ります。
舞台は吉祥寺。井の頭公園駅の前で二人は偶然に出会うことに。
この韓国の女優さんがとにかくかわいい! 大きな瞳がキラキラ煌めいていて、
ファーストシーンで、この子が純粋でまっすぐに生きていることがわかるくらい。
これは、韓国から留学してきたお嬢様の女子大生チェ・ホン(イ・セヨン)と、作家を目指す苦学生の潤吾(坂口健太郎)のストーリー。
ホンは感情表現が豊かでストレート。
うじうじ思い悩んだり妄想でひがんだりしません。
これ韓国女子のFMTかもですが清々しい。
対する潤吾はナイーブで自己表現があまり得意でない。
過去にこっぴどく振られた恋愛もトラウマになっているようです。
そんな二人が気持ちを寄せ合い、恋に落ちていくようすがラーメン屋でのバイト、ゲーセンのクレーンゲームなど日常をたどりながらきめ細やかに描かれました。
ドラマの原作が辻仁成氏だから——
井の頭公園の弁天池の周囲を毎朝ランニングするホン。
潤吾はつきあって走ってみるもののインドア派の彼にはきつい。
「僕には走るのは無理だ」とギブアップ。
でも無理して走ったのは、ホンにある大切な言葉を告げるためなのです。
「変わらない愛は君となら探せる」
それは、ホンが以前
「変わらない愛があると信じますか?」と尋ねたから。
変わらない愛! これは本作の重要なキーワードの1つ。
伏線はいつどんな形で回収されるか、この時点から気になります。