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「どんなに乾いたアラ還女子も感涙必至!」坂口健太郎がぐいぐい攻める話題の韓国ドラマ【愛のあとにくるもの】[前編]

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吉見フグコ

ホン(紅)の日本読みであるベニ、潤吾の韓国読みであるユノは、二人だけの呼び名。
お互いしか知らない言葉を共有するのは恋人たちの特権。
こういう細かい描写がぐいぐい来ます。

このドラマの原作は辻仁成氏。実は観たかった理由の1つは彼の作品であるから。私の世代には1999年の『冷静と情熱のあいだ』、2000年の『愛をください』など数々の恋愛ストーリーにずいぶん泣かされたものです。
小説の発行は2006年、ドラマは2023年の公開ですが、彼の原作なら私世代も置いてきぼりにされないはず。

その通り、時代や通信手段は異なっても、恋する心は変わりません。

いきなり空港で会うって……運命すぎる!

その後、舞台は5年後のソウルへ。
空港で運命的な再会を果たす二人。
(いやいきなり空港で会うって早っ。運命すぎる)

作家となった潤吾の本の韓国版を出した出版社は、ホンの父親の経営であることが判明。
(いや今どきもっと早く気が付くでしょ、と薄ぼんやり思うものの)

ビジネスパーソンとして活躍するホンは、結婚を控えた優しい韓国人の彼氏もいる。
そのタイミングで現れた潤吾に動揺しながら必死で距離を保とうとする。
だが今度は潤吾がぐいぐいストレートに攻める。
ホンに「あの頃の瞳の輝きがない」ことが気になるし、
二人がすれ違ってしまった5年前のことを後悔しているのだ。

通訳の女性にホンの連絡先を聞こうとするが教えてくれない。
代わりに住んでる街の住所と近所の情報を教えてくれる。
(え?それ言う?)

ホンは冷静を保とうとするが内心動揺しまくり。
婚約者とウエディングドレスを試着に行っても、
昔、潤吾と戯れにドレスを試着したことを思い出します。
このときのホンの表情の対比が見事!

潤吾の前では照れと得意さが入り混じる輝いた瞳、
今の死んだ魚のような瞳。
またあの頃のようなキラキラした姿に戻ってホン!
と、親戚のおばのように心配する私。

潤吾がソウルに居られるのはたった5日間。
この間で空白の5年間を埋める奇跡は起こるのか?
気になって観るのをやめられません。

後半、4話めからのキーパーソンは中村アン。 
この人、セカンドの位置が絶妙に似合いますね。
そして、彼女のウエアの過剰な肩パットにも注目です!

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