【最新 韓国旅行】北朝鮮を見ながらコーヒーブレイク⁈ 軍事境界線にある、世界一スリリングなスターバックス
日本のニュースでも放送されましたが、11月に北朝鮮との国境沿いにある愛妓峰生態公園内にスターバックス・コーヒーがオープンしました。入るためには軍の検閲を通らなけれならず、世界一セキュリティの高いスタバと言っても過言ではないほど。それでも週末は多くの韓国人でにぎわい、観光スポットさながらの雰囲気です。日本人も行くことはできますが、なかなかハードルの高いこちら。どんなところなのかご紹介します。
東大門の邸宅のようなスタバも!
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銃を持った軍人が門番をする愛妓峰生態公園
金浦空港以外、正直これと言った観光地のない金浦市が誘致してオープンすることになった「スターバックス・コーヒー 金浦愛妓峰生態公園店」。以前から公園は運営されていましたが、訪れる人は少なく、市民からの認知度も低めでした。それがスターバックスがオープンして以来、週末は広大な駐車場が満車になるほどの大賑わい。平日は自家用車でスタバ近くまで登ることができますが、週末は人が多いためシャトルバスを利用しなければなりません。
身分証のチェックが行われる愛妓峰生態公園の入口付近で写真を撮っていたところ、軍人が近寄ってきて「写真は削除するように」と警告を受けました。そのため、ゲート付近の写真はお届けできず……。日本人でもパスポートを持参して書類を作成し、大人は3000Wを支払えば入ることができます。
展望台や施設そのものは2021年に完成したのだとか。朝鮮戦争のときは、ここが激戦地だったとも聞きました。こうして北朝鮮を目の前にすると、韓国がまだ休戦中で、世界で唯一の分断国家であることを思い知らされます。