50代のお悩み「やる気が出ない」に婦人科医が 【一番やってはいけない】と警鐘を鳴らすあの行為とは?
Q
集中力が続かなくなりました。あきらめが早くなった気がします。
A
いったんリセットして脳を休めて、またトライ。若い頃と比べず、今をどう楽しむかを考えましょう。
「集中力が続かない」のは、仕方ない!
集中力が続かないのは、脳の老化なので仕方ありません。私もみなさんと同世代だからよくわかりますが、ちょっと何かをしたら、他のことを考えている。他のことを考えてしまうと、前に何をしようと思っていたか忘れてしまう。そんなことは、もう当たり前!
集中力が続かないのは、脳の疲れ。疲れているのだから、休めてあげる、リセットしてあげましょう。いったん休憩する、リセットする時間を持つことで、また集中力も回復してくるでしょう。でも復活した集中力は若い頃のように長続きはしません。ですから、集中力が続かないと思ったらまたリセット、それを繰り返せばいいのです。
いちばんやってはいけないのが、若い頃と比べること。20代、30代の頃のような毎日はあきらめて、今、そしてこれからの人生をどう楽しむかを考えてください。
何もしなくても美と健康を得られていた若い頃とは違う、私も今、それをしみじみと感じています。でもだからこそ、努力、心の持ちよう次第だと思うのです。
人生100年時代ですから、私もみなさんもまだまだようやく半分まできたところ。今からでもやれることはいっぱいあるので、できないこと、できなくなったことばかりにフォーカスしないで! 年齢を理由に落ち込んだり、あきらめたりしないでくださいね。
50代以降のやる気が出ないお悩み/婦人科医 松村圭子先生のアドバイス
・「やる気が出ない」のは「休みなさい」のサイン
・若い頃と今の自分を比べない!
・自分を癒す何かを持っておく
▼次回は、「イライラ・気分が落ち込む」お悩みについて、内科医に伺います。▼
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