記事ランキング マンガ 連載・特集

【ガーデニング】春植え球根8選 春に植えて、夏に主役の大きな花を咲かせる

公開日

更新日

光武俊子

秋に植えたスイセンやチューリップの花が終わったら、春植え球根の出番です。春に咲いたかわいらしい花々に対して、春に植える球根の花はゴージャス! 赤やオレンジ色にピンクと華やかな色合いで、大きな花が目立ちます。夏の主役になる花に挑戦してみませんか。

▼こちらもどうぞ▼

【ガーデニング】ラベンダーもマーガレットも実は低木!草と木の違いを知って育て上手になろう

春植えの球根植物にも挑戦してみよう!

秋に植えて春に咲くチューリップなどに比べて、メジャーとはいえないかもしれない春植え球根。一体どんなものでしょう。
1)夏に向かって成長が早い
2)大きくて華やかな花が多く、夏の主役になる
3)基本的に秋植え球根より花期が長い
4)植えっぱなしでも数年間咲くものが多い
5)全般的に手間がかからず、初心者でも育てやすい

難をいえば、寒さにあまり強くないものもあること。ダリアやグラジオラスなどは晩秋に掘りあげてまた春に植えつけます。

春に植えたい球根植物8選

春植え球根の代表格【ダリア】

開花期/7~11月 草丈/20~200㎝

テーブル上に飾りたいようなコンパクトサイズから、2mを超す樹木のような「皇帝ダリア」まで多くの品種があります。花形も一重咲きから写真のようなデコラティブ咲きまでバラエティーに富んで華やか。サツマイモのような球根を春に植えるほか、開花株の鉢植えも初夏から出回ります。最初の花が終わったら切り戻して、秋にまた花を咲かせます。

たくさん咲かせて部屋にも飾る【グラジオラス】

開花期/6~10月 草丈/50~150㎝

花色のバリエーションが豊富で、切り花でも人気。たくさん咲かせて部屋にも飾りましょう。ふっくらした球根を選んで、4~7月に球根の2倍の深さに植えつけます。鉢植えでは表土が乾いたらたっぷり水やり。秋に葉が枯れたら球根を掘り上げ、完全に乾かして保存します。

大きな葉も印象的に使いたい【カンナ】

開花期/6~11月 草丈/60~160㎝

人の背丈ほどに育つ大型の球根植物で、視線を引きつけます。近年はブロンズやゼブラ模様の葉の美しい品種が、花より長く庭を彩るので人気です。寒さや暑さのひと段落した5月や9月に植えつけ。夏の強光線や乾燥にも強く、暖地では植えたまま冬越しできます。

トロピカルな雰囲気が楽しめる【クルクマ】

開花期/5~10月 草丈/30~100㎝

ハーブとして知られるウコンの仲間で、熱帯アジアなどに分布。花弁に見える部分はなので、長くきれいな姿が楽しめます。夏の暑さに強く、トロピカルな雰囲気が魅力です。ただ、寒さには弱いので10月には棒状の根茎を掘り上げ、鉢植えは鉢ごと屋内に移動しましょう。開花株もよく出回ります。

大きくゴージャスな花が魅力【アマリリス】

開花期/4~7月 草丈/30~50㎝

唱歌にも歌われるアマリリスですが、植物学上の名前はヒッペアストラムといい、本来のアマリリスは別の花です。春植えとしては早めの2~3月に大きな球根が出回り、あっという間に開花。うまく夏越しできると秋に返り咲く品種もあり、暖地では植えっぱなしできます。

秋植え球根とは、秋に植えつけるタイプの球根で、冬の寒さにあたることで春に花を咲かせる性質があります。代表的なものにチューリップ、ヒヤシンス、クロッカス、スイセンなどがあり、開花時期や草丈、花色もバリエーション豊富です。植えつけの適期は一般的に9月下旬から11月ごろで、寒冷地では少し早め、温暖地では遅めに調整します。日当たりと水はけのよい場所を選び、深さは球根の高さの2~3倍を目安にします。根が張るスペースを十分にとり、冬も乾燥しすぎないように水やりすることが大切です。 ガーデニングでは、春の庭を華...

詳細を見る

春植え球根とは、春に植えつけを行い、初夏から秋にかけて開花する植物の球根を指します。代表的なものにはダリア、グラジオラス、カラーなどが挙げられます。寒さに弱いため、冬の間は掘り上げて保存することが一般的です。夏場のガーデニングを華やかに彩る存在で、植えつけ前に球根の状態を確認し、適した土壌環境を整えることが成功の鍵となります。

詳細を見る

植えつけとは、苗や苗木、球根などを土に植える作業のことを指します。適切な時期や深さを守ることで植物の発芽や発根が促され、順調な生育につながります。植物ごとに適した用土が望ましく、植えたあとはしっかり水やりをして根づかせることが大切です。植物の種類によって用土の種類や肥料の施し方が異なるため、事前に育て方を確認しておくと安心です。

詳細を見る

切り戻しとは、伸びすぎた枝や茎を途中で切り詰める作業で、植物の形を整えたり、次の花や芽の発生を促す目的で行います。開花後に行うことが多く、風通しをよくし、病害虫の予防にもつながります。

詳細を見る

一重咲きとは、花びらが1列だけ並んでいるシンプルな形状の花を指します。このタイプの花はナチュラルな雰囲気や素朴な美しさが魅力で、ガーデニング初心者にも人気があります。一重咲きの典型例として、ヒマワリやコスモスなどがあります。この構造は花の中心部が目立ちやすく、虫を引き寄せやすいため、庭の受粉環境を向上させる役割も持っています。

詳細を見る

夏越しとは、暑さに弱い植物を夏の高温や強い日差しから守り、元気な状態で夏を乗り切らせる管理のことです。鉢を日陰に移動する、風通しをよくする、水やりを工夫するなどの対策が必要です。

詳細を見る

冬越しとは、寒さに弱い植物を冬の寒さや霜から守って生き延びさせるための管理方法です。屋外に置いている鉢植えを室内に取り込んだり、花壇の土の表面にワラや落ち葉などを敷き詰めたりします。

詳細を見る

鉢花は、鉢に植えられた花のことで、ガーデニングでは室内外どちらでも楽しめる人気のスタイルです。ベゴニアやシクラメン、ポインセチアなど季節ごとに適した種類が選ばれ、空間を彩ります。移動が容易なので、環境に応じた日光や温度調節が可能で手入れもしやすく、狭いスペースでもガーデニングの趣を存分に楽しめます。

詳細を見る

表土とは、ガーデニングや農作業において地表のごく浅い部分を指し、植物の生育に重要な土壌層です。この部分は通常、有機物や微生物が豊富で、植物が栄養を吸収しやすい環境を提供します。また、水分を保持しつつ排水性も高いため、根の生長を促進します。特にガーデニングでは、健康な表土を保つことが美しい花や元気な野菜を育てる鍵となります。草花を植える際には、表土の改良や適切な肥料の使用が推奨されます。

詳細を見る

花弁とは、一般に「花びら」と呼ばれる部分で、花の中でも最も視覚的に目立つ構造です。昆虫を引き寄せるための鮮やかな色や形、香りを備えており、園芸植物ではこの花弁の特徴が観賞価値に直結します。八重咲きや一重咲きの違いも花弁の枚数に関係しており、育種や品種改良ではこの部分の改良が重点的に行われます。雨や暑さで傷みやすいため、花弁の丈夫さもガーデナーには重要なポイントです。

詳細を見る

用土とは、植物を育てるために使う土のことです。植物の種類に合わせて、水はけ、保水性、通気性、栄養のバランスを考えてつくられています。園芸店では「観葉植物用」「野菜用」「多肉植物用」など、目的別の用土が販売されており、初心者でも使いやすくなっています。

詳細を見る

球根とは、植物の栄養を蓄えた地下の器官で、翌年の発芽や開花に必要なエネルギーを蓄える役割を持ちます。チューリップやヒヤシンス、ユリなどが代表的な球根植物で、秋に植えて春に咲く秋植え球根、春に植えて夏に咲く春植え球根などに分類されます。球根は植え方や植えつけ時期、水はけのよい土などの条件を整えることで、毎年美しい花を咲かせることができます。

詳細を見る

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

詳細を見る

苞とは、花の近くにつく葉のような部分で、本来の葉とは形や役割が異なります。ポインセチアやブーゲンビリアなどは、この苞が色づいて花のように見えます。実際の花は中心にある小さな部分で、苞は花を守る役割をしています。

詳細を見る
画面トップへ移動