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【ガーデニング】アジサイを長く楽しむには?買った後のお世話、色の変化のヒミツも

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光武俊子

母の日のプレゼントでも人気のアジサイ。近年は花色のバリエーションが豊富になり、かわいらしい花形も増えています。丈夫で育てやすい低木なので、来年も咲かせて長く楽しめるように育てましょう! ふつうの草花と何が違うのか、栽培のコツをご紹介します。

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多彩な種類が登場しているアジサイ

アジサイは日本原産の落葉低木で、欧米で盛んに品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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改良されました。育種のもとになったガクアジサイ(ハイドランジア・マクロフィラ)の花は、中心部にあるつぶつぶした部分が「両性花」で雌しべと雄しべがあり、周辺にある花弁状のものを「装飾花」といいます。

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ガクアジサイ

欧米ではおもに装飾花を大きなボール状に集めた品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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改良が行われ、逆輸入されたものを西洋アジサイ(ハイドランジア)と呼んでいます。今では日本でも品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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改良が盛んで、真紅からアンティークカラーまで豊富な花色や、八重咲き

八重咲きとは、花びらがたくさん重なって咲く花のことです。通常の花よりも華やかでボリュームがあり、豪華な印象を与えます。バラ、ダリアなど、多くの植物に八重咲きの品種があります。

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などの花形も多彩です。

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西洋アジサイ

近年は日本各地に分布するヤマアジサイ(ハイドランジア・セラタ)の品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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も流通しています。西洋アジサイに比べて小型で楚々とした雰囲気。園芸店では直径10㎝ほどのポット苗で山野草コーナーで売られることが多く、葉に照りがないことで西洋アジサイと見分けます。ヤマアジサイには装飾花だけの手まり咲きもあります。

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ヤマアジサイ‘ブルーバードレース’

ほかにも北米原産で純白の大きなボールになるアメリカアジサイ(アメリカノリノキ)‘アナベル’や、円錐形の花房が特徴のカシワバアジサイなどが庭植えで人気です。さまざまなタイプの登場で、楽しみの幅もぐっと広がりました。

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アメリカアジサイ‘アナベル’

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カシワバアジサイ

PICK UP 編集部ピックアップ

切り戻しとは、伸びすぎた枝や茎を途中で切り詰める作業で、植物の形を整えたり、次の花や芽の発生を促す目的で行います。開花後に行うことが多く、風通しをよくし、病害虫の予防にもつながります。

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根腐れとは、土の水はけが悪いことによって、植物の根が腐ってしまう状態をいいます。肥料の与えすぎでも根腐れが起こることがあります。根腐れをほうっておくと、葉がしおれたり枯れたりします。

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培養土とは、植物を育てるために使う土のことです。数種類の土がブレンドされた市販の培養土は、通気性、保水性、排水性、養分のバランスがよく、初心者でも失敗なく植物を育てられます。植物の種類(花、野菜、多肉植物など)ごとに専用の培養土も市販されています。

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お礼肥とは、植物が花を咲かせたり、果実を実らせた後に施す肥料のことです。消耗した栄養を補給し、翌年の花つきや生長を促すために行われます。

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用土とは、植物を育てるために使う土のことです。植物の種類に合わせて、水はけ、保水性、通気性、栄養のバランスを考えてつくられています。園芸店では「観葉植物用」「野菜用」「多肉植物用」など、目的別の用土が販売されており、初心者でも使いやすくなっています。

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根鉢とは、鉢植えの植物を鉢から抜いたときに、土と根がかたまりになっている部分のことを指します。

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木本とは、幹が木のように固くなり、毎年生長を続ける植物のことです。

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剪定とは、植物の不要な枝を切り取る作業のことです。形を整えたり、風通しをよくしたり、枝分かれを促したりする目的で行われます。剪定を行う目的に合った正しい時期に行うことが大事です。

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