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【ガーデニング】手間なしで楽しめる多年草 リーフプランツで初夏の庭をナチュラルに!

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光武俊子

風に揺れるさまが涼やかな雰囲気【フウチソウ】

落葉性 
草丈:20~50㎝

日本の野山に自生する固有種で、連続テレビ小説で知られる牧野富太郎博士が命名。葉のつけ根がねじれて葉裏が表に出るため、和名はウラハグサ。黄色い斑入り

斑入りとは、白や黄色、クリーム色など、本来の植物の色とは異なる色の模様が入っている状態のことを指します。斑入りの葉の植物は観賞価値が高く、花が咲かない季節でも楽しめますが、日差しが強すぎると、斑の部分が茶色く焼けてしまうことがあります。

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の園芸品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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がよく出まわります。夏後に穂を出して秋には黄色から茶色に色づいて枯れ、春に芽を出します。

日陰を爽やかに飾るグラウンドカバー【ラミウム】

常緑性 
草丈:10~30㎝

日本原産のホトケノザやオドリコソウの仲間です。紫色の花を咲かせるラミウム・マクラツムや黄色の花を咲かせるラミウム・ガレオブドロンの園芸品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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が出回ります。蒸し暑さをやや苦手にしますが、日陰でもよく育ちグラウンドカバー

グラウンドカバーとは、地表を這うように広がり、地面を覆う植物を指します。クリーピングタイム、シバザクラなどが代表的で、雑草の抑制や土壌の乾燥防止、美観の向上に役立ちます。

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に好適。花は5~6月に咲きます。

【ガーデニング】手間なしで楽しめる多年草 リーフプランツで初夏の庭をナチュラルに!(画像15)

ラミウム・マクラツム

【ガーデニング】手間なしで楽しめる多年草 リーフプランツで初夏の庭をナチュラルに!(画像16)

ラミウム・ガレオブドロン

見直したい手間なしリーフの筆頭!【ヤブラン(リリオペ)】

常緑性 
草丈:20~40㎝

日本の林床に自生する多年草

多年草とは、開花、結実後も枯れずに生長する植物のことを指します。一度植えると数年にわたり生育し、毎年花を咲かせます。

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。丈夫で病害虫の心配もなく、日なたから日陰まで適応して、年間通して美しい草姿を保ちます。地味ではありますが、厳しい暑さのあとに咲く紫色の花はホッとする存在で、秋には黒い実も楽しめます。斑入り

斑入りとは、白や黄色、クリーム色など、本来の植物の色とは異なる色の模様が入っている状態のことを指します。斑入りの葉の植物は観賞価値が高く、花が咲かない季節でも楽しめますが、日差しが強すぎると、斑の部分が茶色く焼けてしまうことがあります。

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品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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で涼しげに。

暑さの前に植えつけ、冬に地上部がなくても大丈夫!

これらのリーフプランツは苗で出回ります。本格的な暑さの前に早めに植えることで根が育って大きな株に。リシマキアやラミウムをグラウンドカバー

グラウンドカバーとは、地表を這うように広がり、地面を覆う植物を指します。クリーピングタイム、シバザクラなどが代表的で、雑草の抑制や土壌の乾燥防止、美観の向上に役立ちます。

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として利用するときは、茎を伸ばしたい方向に導き、先端近くをUピンで地表にとめると、節から根が出て活着します。

鉢植えは表土が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷり水やりしてください。庭では植えつけ直後やよほど乾燥が続いたときをのぞいて、水やりの必要はありません。肥料などもとくに施さなくて大丈夫! ほんとに手間なしプランツなのです。

落葉性のリーフは冬に地上部が消えますが、春には新芽が出るので大丈夫。2~3年育てて株が混みあってきたら掘り上げ、根を分割して株分け

株分けとは、植物の株を分割して増やす繁殖方法の一つで、多年草によく用いられます。根元から芽がふえた部分を切り分け、別々に植えつけて育てます。古くなった株を切り分け、株を若返らす目的でも行われます。

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します。暑さがひと段落した秋がおすすめです。
リーフプランツを取り入れて、花が少なくても庭やベランダをナチュラルな雰囲気で楽しみましょう。

※2023年5月24日に配信した記事を再編集しています。

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寄せ植えとは、複数の植物を1つの鉢やプランターにまとめて植えることです。花の色や形、高さのバランスを考えることで、美しいアレンジが楽しめます。同じ環境を好む植物同士を組み合わせるのがコツです。季節ごとに植え替えれば、年間を通じて楽しめる人気のスタイルです。

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間引きとは、密集して発芽した苗の中から元気なものだけを残し、他を抜き取る作業です。込みすぎたままだと、日当たりや風通しが悪くなり、病害虫の原因になったり、生長が遅れたりします。

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原種とは、交配などで改良された植物の親や祖先にあたる種のことです。人間の手による品種改良や交配が行われていない、自然のままの状態で存在する野生種のことを指します。

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