50代におすすめ「疲れない大阪万博プラン」とは?夕方からの万博は半額以下!予約なしで楽しむコツとは?
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柚野木
若いころほど体力がない、ヘトヘトになるのは避けつつ、でも万博を思いっきり楽しみたい……そんな50代ライターの万博体験記をお届けします。ゆるく快適に過ごす、真夏の大阪万博! 前編は、酷暑がやわらぐ夕方からが狙い目…という話。
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>>50代 大阪万博体験記|紙のマップは必要?ランチタイムは?支払い方法のアドバイスも!「大屋根リングに早く上がりたいけどちょっと待って…」目指せ!「疲れない万博」
5月の万博初体験からむくむと欲がわいて「通期パス」をゲットし、月に1~2回のペースで通ってみて実感しているのは、夕方からの魅力です。暑さをしのぎながら、疲れない程度に、万博をどう楽しむか。ゆる〜い万博ファンがおすすめしたいこと、いくつか紹介します。
万博会場は夏休みシーズン到来です。最近は、若い世代のグループでの来場も目立ってきていて、会場の熱量も高まっているような。公式キャラクターのミャクミャク人気にも火がついて、グッズを求める人たちでショップは連日大賑わいです。
かく言う私も、5月に初めて行って以来、2カ月かけてじわっと魅力にはまって、水上ショーが再開したときには、じっとしていられずワンパク(一人で万博に行くのをこう呼ぶそうです)も経験しました。
不思議なことに、この会場は人が多くても、どこかのんびりしたムードが漂って、あまり息苦しくないんです。それはたぶん自然のものが多いおかげ。草木がバランスよく配置されていて、大屋根リングのどっしりした木材の存在感にもほっとします。
とはいえこの時期、暑さと混雑はできるだけ避けたいものです。
そんなわけで今回は、「疲れない万博」をキーワードに、夕方からの万博や予約なしで楽しめることを中心にお伝えしてみたいと思います。
ナイトタイムのライトアップにうっとり
大阪湾に臨むこの会場は、周りに高い建物が一切ないのでバーンと空が広がり、日暮れからの時間は心地よい風に包まれます。各パビリオンがぽつぽつとライトアップし始めるのは19時を過ぎたころでしょうか。大屋根リングにもふわっと照明が灯り出します。
この時間、パビリオンの外観はライトの効果で昼間以上に「映え」ます。この感じを大屋根リングからぼんやりと眺めるのも素敵。散策するだけでも十分に異国情緒を味わえるので、予定の入っていない夜の時間は、散歩で気分を上げていくのが正解かなと思います。
心奪われる水上ショーは事前予約不要!
そして、日が暮れてからのお楽しみは、なんといっても屋外でのショー! しかも、どれも事前予約が不要なんです。
私のおすすめナンバー1は、7月に再開したウォータープラザの水上ショー「アオと夜の虹のパレード」です。壮大なスケールのハイクオリティな作品で、まず噴水のセンスが抜群。水と炎、映像が織りなすストーリーに、菅野よう子による楽曲(配信でもサントラが聴けます)が加わり、すばらしい音響で会場を盛り上げます。それぞれの演出がハートに訴えかけてくるので、開始からフィナーレまでの約20分、まったく目が離せません。
事前の予約席がとれていなくても安心してください。ステージが広いため、大屋根の上や両サイドのベンチなどからでも十分に堪能できます。ショーは19時半、20時半と1日2回行われます(時期によって時間の変更があります)。
