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ベランダで多肉植物を育てるコツ!多肉が育ちやすい「3つのゾーン」とは?

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園芸ガイド編集部

ベランダで多肉植物を育てるコツ!多肉が育ちやすい「3つのゾーン」とは?

板壁の前には丸椅子やウッドボックスなどを配置し、高低差を設けて。これで日当たりや風通しがよくなり、多肉植物が育ちやすい環境を実現しています。

四季折々の花や植物に囲まれて暮らすベランダガーデンをお届けします。 『ベランダ&テラスガーデニング』(主婦の友社)から今回ご紹介するのは、神奈川県のmikaさん。前編は、多肉植物をベランダに育てるコツを伝授!

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ベランダガーデンの達人

mikaさん(神奈川県)
園芸店での勤務経験をもちながら、自宅で多肉植物を栽培。過去にはハンドメイド作家として、リメイク鉢などを作製していた経験も。現在はペイントした鉢などを自身で活用。
インスタグラム:@m365.garden

ベランダガーデン歴 ― 12年
ベランダの広さ ― 約7m²
向き(方角) ― 南

板壁を設置し多種多様の多肉植物をディスプレー

友人から多肉植物をもらって、「こんなかわいいものがあるのか」と衝撃を受けたのが、12年前。

その後、まずは多肉植物を少しずつ育てることから始め、インスタグラムを始めたと同時にベランダガーデンも作り始めました。

我が家はマンションですが、ベランダはとても広め。そのため、ホームセンターで木材を買ってペンキで色を塗り、それを組み立てて板壁を作り、ベランダに立てかけて、多肉植物などを並べています。

多肉植物を入れている鉢は自身で作製したものや作家さんのものなど。鉢選びも楽しんでいます。

また、多肉植物の置き場所は種類により、雨ざらしゾーン、屋根のあるゾーン、日陰ゾーンと、種類の特性によって置き場所を変えるなどの対応も怠りません。

季節によって表情が変化するのも楽しみ

ベランダの腰壁ガラスの前に自作の板壁を設置し、多肉植物コーナーを。

リプサリスやハチオラやレッドベリーなど、数えきれないほどの種類を配置して。

台風の際はすべての鉢を自室内に移動させるので、毎回ひと苦労だけれど、これもかわいい子たちのため(笑)。

クラッスラ属のブロウメアナは、生育スピードが比較的速くてどんどん増えて広がります。

グラウンドカバーとして育てるのにもぴったり。

グラウンドカバーとは、地表を這うように広がり、地面を覆う植物を指します。クリーピングタイム、シバザクラなどが代表的で、雑草の抑制や土壌の乾燥防止、美観の向上に役立ちます。

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素焼き鉢とは、粘土を600~900℃で焼き上げた多孔質の鉢のことです。通気性や排水性が高く、植物の根に優しい環境を提供します。そのため、水分調整が必要な多肉植物やサボテン、観葉植物の栽培に適しています。また、自然な風合いが楽しめるため、ガーデニングや室内インテリアにも人気です。ただし、吸水性が高いため定期的な水やりが欠かせません。長期間使用する場合は、冬の凍結などで割れたり、ヒビが入ることがあります。

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多肉植物とは、​乾燥地帯に適応するため、葉や茎、根に水分を貯蔵する組織をもつ植物の総称です。アロエ、エケベリアなどが代表的です。​ぷっくりとした独特の形状や多様な色彩が特徴で、室内外の観賞用として人気があります。

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