妻を失った60代男性。なりゆきで始まった三世代同居に早くも暗雲?【さんさん録#1】
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ゆうゆうtime編集部
最愛の妻に先立たれた参平に遺されたのは、妻・おつうが記した暮らしの知恵が詰まった一冊のノート──『奥田家の記録』。主夫として新たな日々を歩み始めた参平の、少しおっちょこちょいでにぎやかな毎日を描きます。『夕凪の街 桜の国』『この世界の片隅に』などで知られる、こうの史代が紡ぐ、心温まるコミカルストーリーが「ゆうゆうtime」にも登場します。
「この年で新しい生活がはじまるなんて」妻も気力も失い、なりゆきで三世代同居【さんさん録#1】
主人公の参平は60代。妻の鶴子(おつう)を突然亡くし、悲しみや寂しさを感じる間もなく日々を過ごしていました。
やがて「美味しい」「楽しい」といった感情も薄れ、生きる気力を失っていく日々。
そんな中、息子の詩郎夫婦から「うちに来ないか」と声をかけられた参平。
定年退職し、現在はアルバイトをしている彼にとって断る理由もなく、同居を始めることに…。
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