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「夫婦別室の理由は…」60歳からの心地よい暮らし方。「主婦の仕事」もスリムダウン!

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ゆうゆう編集部

「夫婦別室の理由は…」60歳からの心地よい暮らし方。「主婦の仕事」もスリムダウン!

「トラック」のソファが小暮さんの指定席。

人生の後半戦、“自分サイズ"を見直して、シンプルかつコンパクトに暮らし替えをされた方を紹介する「小さい暮らし」の見本帖。前回に続き登場いただくのは、イラストレーターの小暮涼子さん。子どもの独立を機に持ち物のサイズダウンを行ったことなどについてうかがいました。

▼前編はこちら▼

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持ちものと主婦業をスリムダウン

子どもたちの独立後も住まいはサイズダウンしない代わりに、小暮さんは持ち物のスリムダウンを行った。60歳目前に、近藤麻理恵さんややましたひでこさんの本に触発されたそう。

「まず向き合ったのは自分の洋服。『1年以内に着たか』は意識せず、迷ったら実際に着て『これで出かけたいと思うか』を判断基準にしました」

手放す服をリサイクル店に持ち込んだところ買取金額がとても低く、「価値のないものをとっておく必要はない」と、かえって吹っ切れたそう。欲しいものが高価だと、似たような安価なもので妥協することが多かったが、「やっぱりもの足りなくて、残念な気持ちになるんですよね。少々高くてもいいものを選んで、長く使おうと考えるようになりました」

そしてもうひとつ、小暮さんがスリムダウンしたのが「主婦の仕事」だ。

「自営業の二男の仕事を手伝いに行った帰り道、早く戻って夕食の準備をしなきゃ!と必死で、駅で偶然一緒になった長男から声をかけられるまで気づかなかったことがあったんです。リタイアして家にいる夫に、そこまでしてあげる必要はないですよね。これから夫婦でリタイア生活に入る方には、旦那さんにあまりサービスしすぎないでとアドバイスしたいです(笑)」

すっきりとした住まいを見渡すと、目に入るのはお気に入りの品ばかり。小暮さんが手に入れた自分優先の心穏やかな暮らしは、主婦業に母親業にと走り続けてきたこれまでへのご褒美にほかならない。

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