弱った体にしみ込む「ごはんとみそ汁」。夫に料理を頼む第一歩の物語【やっとこっかな#11】
「夕飯食べられそう?」とマスク越しにのぞく夫に、咳をしながら「ガパオライス」と答えた私。
その後も熱は上がったり下がったり。繰り返し聞かれる「お昼は何がいい?」の声に、思わず「ごはんとみそ汁」と返す。
冷凍食品やお惣菜ではなく、炊きたてのごはんと温かいみそ汁。
弱った体にしみ込む、日常のごはん。そのありがたさを、改めて知る時間になった。
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