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【ガーデニング】室内で育てる多年草。人気の鉢花[6選]初心者必見!

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光武俊子

ラッパのような花を群れ咲かせる【アキメネス】

開花期:7~9月
草丈:20~80㎝

メキシコなどの中央アメリカ原産の球根植物。球根は細かい鱗片が集まった独特の形をしていますが、園芸店にはたいがい鉢植えで流通します。山野草で知られるイワタバコ科の植物で、強光や蒸れが苦手なので風通しのよい半日陰で栽培。白やピンクなどの花もあります。

楚々とした雰囲気が愛される【ストレプトカーパス】

開花期:6~10月(環境が適せば通年)
草丈:10~30㎝

英名のケーププリムローズで呼ばれることもあります。原産地により花茎が立ち上がるタイプとスミレのように咲くタイプがあって、多くの園芸品種が誕生。紫やピンク、白や黄色などの花が愛らしく楚々とした雰囲気を生かし、小鉢などに仕立てます。エアコンの風に注意。

鉢花でも観葉植物としても人気【アンスリウム】

開花期:5~10月
草丈:30~50㎝

熱帯アメリカに自生するサトイモ科の多年草です。花に見えるのは、赤や紫、ピンクや黄色などの色鮮やかな仏炎苞といい、中心に角のような花序があります。は長期間楽しめて、つやのある葉も観葉植物として人気です。暗すぎると花が咲きにくくなりますが、一方で強光による葉焼けにも気をつけます。

レースのカーテン越しにご用心⁉

今回ご紹介した植物は強い日差しを苦手にするものの、光線が少ないと花が咲きにくいものです。「レースのカーテン越し」くらいの明るさとよく言いますが、近年は遮光効果のある窓ガラスやレースのカーテンも多いので、暗くなりすぎないように注意しましょう!

最近は室内の光線不足を補う植物育成用のLEDライトが、意外にお手頃な価格で流通しています。上手に利用して暑い期間の室内園芸を楽しみましょう。

【ガーデニング】室内で育てる多年草。人気の鉢花[6選]初心者必見!(画像14)

壁面を飾るグズマニア

※2024年8月21日に配信した記事を再編集しています。

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観葉植物とは、花よりも葉の形や色、質感の美しさを楽しむことを目的とした植物の総称です。モンステラ、ポトス、カラテアなどが代表的で、インテリアグリーンとして人気があります。育てやすく空間に潤いを与えるため、初心者からベテランまで幅広い層に愛されていますが、室内管理には日照・温度・湿度・空気の流れなど、繊細な配慮が必要です。身近に置いて葉の表情を見て、植物と会話する感覚が味わえるのも魅力の一つです。

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多肉植物とは、​乾燥地帯に適応するため、葉や茎、根に水分を貯蔵する組織をもつ植物の総称です。アロエ、エケベリアなどが代表的です。​ぷっくりとした独特の形状や多様な色彩が特徴で、室内外の観賞用として人気があります。

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葉焼けとは、植物の葉が強い日差しや高温、乾燥によるストレスで変色したり、茶色く枯れたような状態になったりする現象を指します。夏の直射日光やエアコンの風が原因になることが多く、特に真夏のガーデニングでは注意が必要です。葉焼けを防ぐためには、遮光ネットや葉水で葉を守る対策がおすすめです。また、植える場所や時間帯を考慮して、直射日光が当たりすぎない環境を整えましょう。一度葉焼けしてしまった葉は元の緑色には戻らないため、見つけ次第、枯れた葉を取り除くことも忘れずに。

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山野草とは、山地や野原などの自然環境に自生する草花の総称です。季節の移ろいとともに可憐な花を咲かせるものが多く、例えばフクジュソウ、イワウチワ、ホトトギスなどが知られています。近年では自然の趣きを大切にしたガーデニングスタイルとして、鉢植えや盆栽仕立てで育てる愛好家もふえており、日陰や半日陰などの環境を生かして、庭の一角に山野の風情を取り入れることができます。

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多年草とは、開花、結実後も枯れずに生長する植物のことを指します。一度植えると数年にわたり生育し、毎年花を咲かせます。

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原産地とは、植物がもともと自生していた地域のことで、その植物が最も自然に近い形で育つ環境条件(気温、降水量、土壌など)を知る手がかりになります。例えば、地中海沿岸原産のラベンダーは乾燥した日当たりのよい場所を好み、湿気には弱いといった具合に、原産地を知ることで栽培環境の調整や越冬管理の参考になります。園芸で植物の性格を理解するには、学名や品種だけでなく、この「原産地」への理解も大切です。

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冬越しとは、寒さに弱い植物を冬の寒さや霜から守って生き延びさせるための管理方法です。屋外に置いている鉢植えを室内に取り込んだり、花壇の土の表面にワラや落ち葉などを敷き詰めたりします。

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仏炎苞は、植物の花の一部で、肉穂花序を包む大型の苞を指します。おもにサトイモ科の植物に見られ、カラーやアンスリウム、スパティフィラムなどがその代表例です。この部分は一見すると花びらのように見えますが、実際の花は仏炎苞の内側にある肉穂花序です。仏炎苞は、花を保護したり、虫を引き寄せるための役割を果たしており、その独特な形と色がガーデニングでも高い人気を誇っています。

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一年草とは、発芽から開花、結実、枯死までのライフサイクルを1年以内で終える植物のことです。春にタネをまいて夏から秋に花を咲かせる「春まき一年草」と、秋にタネをまいて翌春から初夏に開花する「秋まき一年草」に分類されます。代表的な春まき一年草には、ヒマワリやコスモスがあります。短期間で生長し、華やかな花を楽しめるのが特徴です。

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花木とは、季節ごとに美しい花を咲かせる木本植物のことで、観賞を目的として庭木や公園などに植栽されます。ウメやサクラ、ツツジ、ツバキなどが代表的で、四季の移ろいを楽しめます。樹形や花色のバリエーションも豊富で、和風・洋風どちらの庭園にも取り入れやすい植物です。

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花序とは、複数の花が一定のパターンで並んだ構造を指し、植物の種類によって総状花序、円錐花序、頭状花序など多様なタイプがあります。例えばスズランのように一方向に並ぶものや、アジサイのようにまとまって咲くものなど、その形は見た目の美しさだけでなく、花粉の運搬効率や種子の散布にも関係しています。花序の形状は分類学や園芸品種選びでも注目される要素です。

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球根とは、植物の栄養を蓄えた地下の器官で、翌年の発芽や開花に必要なエネルギーを蓄える役割を持ちます。チューリップやヒヤシンス、ユリなどが代表的な球根植物で、秋に植えて春に咲く秋植え球根、春に植えて夏に咲く春植え球根などに分類されます。球根は植え方や植えつけ時期、水はけのよい土などの条件を整えることで、毎年美しい花を咲かせることができます。

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品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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苞とは、花の近くにつく葉のような部分で、本来の葉とは形や役割が異なります。ポインセチアやブーゲンビリアなどは、この苞が色づいて花のように見えます。実際の花は中心にある小さな部分で、苞は花を守る役割をしています。

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