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限られた場所を花と緑で彩る!フェンスを活用した「すきまガーデニング」実例6選

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園芸ガイド編集部

花や緑に囲まれた暮らしに憧れても、「場所がない」とあきらめていませんか。でも、わずかでも「土」があれば、隙間は理想の庭に変身します。話題の新刊『すきまガーデニング』から抜粋してお届けします。第2回は、何もないスペースをフェンスを使って庭に変身させるヒントです。

▼前回はこちら▼

>>玄関周りの狭い空間を美しく!初心者向け「すきまガーデニング」実用アイデア5選

何もないスペースを庭に変身させるフェンスガーデン

壁も塀もない場所なら、フェンスを設置すると植物を育てやすい環境になります。

市販のフェンスでもいいし、DIYでオリジナルを作るのも楽しいもの。
もちろんプロの手を借りてもOKです。

ここに何を植えようか? どんな植物を絡ませようかと考えながら、自分らしさを表現しましょう!

1.木製フェンスと相性のいいナチュラルガーデン

横板を張ったフェンスの足元に花壇を作り、小さな庭が完成。

ヒューケラや白い花のシラン、インパチェンス、バラ‘ファンタン ラトゥール’などを。
つる性植物と色とりどりの草花を植え、自然を感じさせる庭に。

2.角材のフェンスでクレマチスやバラを愛でる

家の裏手に作ったフェンスガーデン。

白くペイントした角材を組み合わせて設置したフェンスは、屋根になるように角材を渡し、頭上にも花が咲くよう設計されています。

左手は庭道具を見せる収納に。

3.デザイン性のある フェンスで異国情緒を

バラ‘グラハム トーマス’ を中心に黄色とパープル系でコーディネート。

すらりと茎を伸ばし、ベル状の花をつけるジギタリスはイングリッシュガーデンの定番のひとつ。

花が咲くと大人らしい、異国の風情が漂います。

4.ワイヤーフェンスで作る風通しのよい花壇

目の粗いワイヤーだからつる性植物がよく絡まり、風通しがよいのがメリット。

フェンスには白のバラ‘マダム プランティエ’、パープルのクレマチス‘プリンス チャールズ’を合わせてさわやかに。

足元には黄色のオダマキ‘デンバーゴールド’を。

イングリッシュガーデンとは、イギリスの伝統的な庭園スタイルで、自然な風景を再現するように草花や低木、つる植物をバランスよく配置します。四季折々の草花が咲き誇るナチュラルで温かみのある景観が魅力で、アーチや小道、ベンチやパーゴラなどを取り入れた庭づくりが特徴です。

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バードバスとは、庭やベランダなどに設置する鳥の水場を指します。小鳥が水を飲んだり、体を浸して羽を清潔に保つために利用されます。ガーデニング空間にバードバスを置くことで、鳥たちが訪れる自然豊かな景観を楽しめます。また、生態系保護の一助にもなるため、エコ意識の高い方にもおすすめです。デザインや素材も豊富で、ガーデンスペースのアクセントとしても大活躍します。

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つる性植物とは、自らの茎や葉を他の物体に絡ませたり、巻きつけたりして生長する植物のことです。​代表的なものに、アサガオ、クレマチス、スイートピーなどがあり、フェンスやトレリスを利用して立体的な演出が可能です。

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パーゴラとは、庭やテラスに設置される棚のことで、つる性植物を絡ませるために使われます。柱と、屋根の部分には横木などが添えられます。バラやクレマチス、フジなどを立体的に育てることができ、日陰をつくる涼しげな空間としても人気です。庭に奥行きや立体感を出したいときにも効果的です。

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