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「極小スペースなのにステキ!」目の錯覚テク&便利アイテムで広がるガーデニング計画6選

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園芸ガイド編集部

小さなスペースでも、のびのびと緑をを楽しんでいる人たちには共通点があります。 それは、「狭さを感じさせない」工夫。ちょっとした配置や色使いで、空間が2 倍、3倍にも広く見えるんです。話題の新刊『すきまガーデニング』から抜粋してお届けします。第5回は、小さなスペースを「目の錯覚」を利用して、隙間を広く見せるコツ PART2。

>>狭さをカバーするガーデニングアイデア「色使い」と「空間利用」の実践5例

さまざまな工夫で広く見える庭 PART2

先輩ガーデナーの実例から、さまざまなヒントを見つけました。

小さなスペースは目の錯覚を利用すると効果的!
「空間利用」「色使い」「雑貨使い」で極小スペースを広く見せるコツを取り入れてみましょう。

1.あえて「区切る」ことで広く感じさせる

建築に「空間は区切り広く見せる」というテクニックがあります。

庭も同じ。レンガを積んだ立水栓の仕切りを作ることで、立水栓の奥にある景色がちらりとしか見えなくなります。それが目の錯覚を起こし、奥にも庭がもっと続いていると思わせます。

2.スペースを有効に使えてすっきり見せるレイズドベッド

地面よりも高く土を盛るレイズドベッドは、平坦な庭を立体的に見せ、植栽に必要なスペースだけを区切れるので小さな庭にも向いています。

水はけがよく、過湿が苦手な植物におすすめ。
かがむことも減るので、腰への負担も軽減できます。

3.極小エリアのつる性植物はオベリスクで

パーゴラやフェンスを置くには狭い、コンパクトな場所にはオベリスクが便利です。

直径30cmほどのスリムなタイプもあるので狭い場所にでも問題なく設置でき、立体的な庭を構成できます。

を伸ばして花を咲かせる植物が、空間を大きく見せてくれます。

4.グリーンの下のテーブル&チェアがアクセント

リーフ類でまとめたコーナーでも、黄色いチェアがあるだけでパッと華やいだ雰囲気に。

チェアがフォーカルポイントとなり、奥行きを感じられることで広さもアップ。
大人っぽいシーンの中にも、ポップで若々しいイメージになりました。

フォーカルポイントとは、庭や花壇の中で視線を引きつける“見せ場”のことです。シンボルツリーや大きな鉢植え、アーチやオーナメントなどを使ってつくります。

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レイズドベッドとは、木枠やブロックなどで囲って、地面より高く土を盛った花壇のことです。水はけがよく、土の管理がしやすいため、植物の育ちもよくなります。高さがあるため、ひざまずかなくても作業ができるところもメリットです。

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オベリスクとは、園芸用の支柱の一種で、円柱状や四角柱状の塔のような形をしたものです。おもにバラやクレマチスなどのつる植物を誘引し、美しく仕立てるために使用されます。オベリスクを利用することで、植物を立体的に見せることができ、庭やベランダのアクセントとしても活用されます。

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パーゴラとは、庭やテラスに設置される棚のことで、つる性植物を絡ませるために使われます。柱と、屋根の部分には横木などが添えられます。バラやクレマチス、フジなどを立体的に育てることができ、日陰をつくる涼しげな空間としても人気です。庭に奥行きや立体感を出したいときにも効果的です。

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誘引とは、植物の枝やつるを支柱やフェンスに沿って結びつけ、形を整えたり、日当たりをよくしたりする作業です。生長に合わせて、ひもなどでやさしく固定します。見た目を美しくするだけでなく、花つきや収穫量にも影響します。

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枝とは、植物の幹や主軸から分かれて伸びる部分で、葉や花、果実をつける役割があります。枝の生え方や配置によって光の取り込み方や風通し、樹形が左右されるため、剪定や誘引を通じて理想的な姿に整えることがガーデニングでは大切になります。

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