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「友人は避難所のストレスで脳梗塞に…」50代・60代女性のための【在宅避難対策】

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ゆうゆう編集部

東日本大震災の停電で暗闇恐怖症に。業務用ライトとバッテリーを常備

避難所のストレスで友人は脳梗塞になった

青木  ちなみに明かりは? 懐中電灯1個だけだと足りないよね?
星野  絶対足りない! 最低でも各部屋に1個は必要よ。
細川  わが家はすごいですよ。各部屋に置いてあるのはもちろん、工事現場でも使える業務用ライトを6個用意しているの。
青木  何で業務用を6個も!? 
細川  東日本大震災のときにうちは計画停電地域で、何時間も真っ暗な中で過ごしていたせいで暗闇がトラウマになっちゃったの。
青木  それはお気の毒……。
星野  電池式? 充電式?
細川  両方使えます。フル充電で3日間使えるんだけど、3日で電気が復旧するとは思えないから電池は大量に買いおきしてるし、大容量バッテリーもあるから安心。
星野  震災で停電になっても、細川家だけは暗闇の中で煌々と光っているのね。灯台みたいに(笑)。
青木  でも今日は改めて防災の大切さを実感したわ。私の友人は東日本大震災で被災して、長く体育館で避難所生活を送った末に脳梗塞で倒れてしまったの。運動不足やトイレのがまん、心身のストレスも大きかったみたい。
星野  そう考えるとやっぱり在宅避難が一番。できる準備は全部して、いざというときに備えよう。
青木・細川  うん、そうしよう!

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まとめ/神 素子 
撮影/佐山裕子(主婦の友社)

※この記事は「ゆうゆう」2025年11月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。

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