記事ランキング マンガ 連載・特集

「友人は避難所のストレスで脳梗塞に…」50代・60代女性のための【在宅避難対策】

公開日

更新日

ゆうゆう編集部

雑誌「ゆうゆう」の読者モデル・ゆうゆうフレンドたちの「あるある!」なおしゃべりが大好評の連載。今回のテーマは「防災」です。みんなはどんな対策をしているの?

▼前編はこちら▼

>>スマホ充電からトイレ問題まで!50〜60代読者モデルが語るリアルな【防災対策】とは

【今月のお題】備えあれば患いなし「防災対策どうしてる?」

【右から】細川尚江さん(52歳)、青木由利子さん(63歳)、星野たか子さん(63歳)

パスタやそうめんなど大量の食料品をストックしています

どうせ非常食を買うなら「おいしい」と思えるものを

青木 非常食はどんなものを用意しているの?
細川 アルファ米の炊きこみご飯と、缶詰になったパン。どちらも2030年までもつみたい。
星野 あ、私もまったく同じものを買ってる! お湯でも水でももどせるし、種類も豊富よね。
青木 へえ、おいしいの?
星野 あ……実は食べてないの。今食べちゃったらもったいないなぁって思って(笑)。値段もわりと高めだしね。
細川 私も食べてなかったんだけど、この座談会に備えてアルファ米の五目ご飯を食べてみた。
星野 どう? おいしかった?
細川 想像以上においしかったのよ! アルファ米ってマズいって聞いていたから覚悟していたんだけど、薄味で食べ飽きない味。ご飯もしっとりしてて、べちゃべちゃでもパサパサでもなかった。これなら数日間は耐えられそうだって思えて、ちょっと安心。
青木 それはいいね、私も買っておこう。何日分くらい買ってる?
細川 実は3つしか買ってなかったんです(笑)。
青木 そのうち1つ食べて、残り2個。足りないね、絶対(笑)。
細川 カップラーメンの買いおきがいっぱいあるから、それで乗り切ろうかなって思ってます。
星野 パスタもおすすめよ。賞味期限がすごく長いし、実は少ない水で調理できちゃう。
青木 へえ。どうやるの?
星野 高密度ポリエチレンの袋の中にいつものパスタと水を入れてふやかすの。1人分のパスタに対し、水は1カップくらいでいいんだって。1時間半くらいでやわらかくなるから、袋のまま鍋のお湯で3分あたためて、袋の中にパスタソースを入れて、あえれば完成。
青木 袋のままで調理するから、鍋のお湯もお皿も汚れないのね。
星野 しかもパスタが直接触れないから、鍋のお湯は雨水でも風呂水でもいいのよ。
細川 水の節約にもなりますね。ジッパーつきの袋でもいいの?
星野 耐熱性でないポリ袋だととけちゃうかもしれない。
青木 高密度ポリエチレン袋とパスタ、さっそく買うわ!
星野 ところで、うちのマンションでは災害時にトイレの水を流しちゃダメって言われてるの。流さないで使える「防災トイレ」も50回分は用意しているけど……足りないかもしれないなぁって心配。
細川 私も買ったけど、使い方がまだわかっていない(笑)。家のトイレ問題もちゃんと準備しておかなくちゃね。

私のサバイバルキット

細川尚江さん(52歳)

非常食としてはアルファ米のご飯とパンの缶詰を数個用意しているだけですが、カップラーメンはローリングストックで大量にあるので安心。お風呂に入れないとき用に、ドライシャンプー(中央)も用意しています。

私のサバイバルキット

星野たか子さん(63歳)

食料だけで衣装ケース1つ分はキープ。アルファ米などの非常食だけだと飽きそうなので、パスタやそうめんなどの乾麺を高密度ポリエチレン袋で調理する方法も調べています。袋は銀行でもらった試供品(左上の白い箱)。

画面トップへ移動