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なぜ同じマンションでも運命が変わるのか?建築のプロが教える家相の力

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ゆうゆう編集部

「同じマンションに住んでいるのに、あのお宅はどうして羽振りがいいの?」そんな疑問への答えは、実は「家を大事にしているから」だという。一級建築士でありながら家相や風水を研究し、YouTubeチャンネル登録者数26万人を誇る八納啓創さんに、住まいと金運の深い関係について伺った。

PROFILE
八納啓創さん・一級建築士
やのう・けいぞう●1970年兵庫県生まれ。G proportion アーキテクツ代表。これまで130軒近くの家を設計。YouTubeで運営する「幸運すまいチャンネル」はチャンネル登録者数26万人と大人気。著書に『一生お金に恵まれる家の秘密 金運ハウス』(KADOKAWA)がある。

住環境が人の生き方と運命を確実に変える

八納さんは断言する。住まいのあり方によって、人の生き方や運命は確実に変わると。その根拠は、人間が環境に順応する生き物だからだという。

「これは地球上のすべての生き物に共通することですが、人間も例外ではありません。快適な場所に住んでいると気分は晴れやかになり、陰鬱な場所にいるとネガティブになりやすい。これはごく自然なことなんです。家の中にいる滞在時間は、コロナ前でも12~15時間と言われていましたが、コロナ後はさらに数時間増えています。それだけ住環境が与える影響は大きいということです」

特に印象的なのは、コロナ禍で生まれた「コロナうつ」という現象についての分析だ。多くの人が家を「帰って寝るだけの場所」と捉えていたため、そこに長時間閉じ込められることで精神的な不調を来したのだという。

「日中この部屋は暗いな、息苦しいなと気づいた人が多かったんです。また私の知り合いで、アメリカで少しでも安い家賃のところにと地下室に引っ越した友人がいます。そうしたら3ヶ月でうつになって仕事ができなくなってしまった。太陽の光を朝きちんと浴びるという環境がなかったため、体内時計が狂い、ホルモンバランスを崩してしまったのです」

家を好きになることが金運への第一歩

では、どのような住環境が金運を引き寄せるのだろうか。八納さんが最も重要視するのは、住む人が「その家を好きかどうか」だという。

「どんどん豊かになっていく人たちは口を揃えて『自分たちが好きな場所に住む』と言います。それが第一条件なんです。自分の人生を良くしようという気持ちも、家が好きでないと盛り上がらないからです」

逆に、住んでいる家のことを「別にどっちでもいい」「どちらかというと嫌い」と思っている人は、実質的に住みたくない場所に強制的に住まわされているような感覚になってしまう。

「それは牢屋の中で過ごしているのと変わりません。自分が嫌いな場所や、どうでもいいような場所に住む人っているの?と、成功者は平気で言うぐらいです。それぐらい感覚が違うんです。仕方なくという言葉がついている家に住んでいると、それは自ら牢屋に閉じ込めているのと変わらないぐらいの影響があります」

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