お粥がごちそうに変わる「6つのおとも」とは?酒粕がゆで始める発酵食生活【白崎裕子さん】
腸をすっきり整えて、免疫力を底上げしてくれると話題の発酵食。その魅力を、やさしいレシピで教えてくれるのが、予約が取れない料理教室「白崎茶会」の白崎裕子さんです。最新刊『白崎茶会の発酵ごはん 体がよろこぶおかずと自家製調味料』から、「酒粕がゆ」を、6種類のおとものレシピとともにご紹介します。
寒い日にぜひ食べたい、とっても体が温まるお粥を紹介したいと思います。
お粥って、実は立派なごちそうになるってご存じでしたでしょうか。
その秘密は、お粥のおとも!
味も色もとりどり揃えれば、楽しいお膳のできあがり。
冷やご飯でも、生米でも作れます。
両方試して、舌ざわりの違いを楽しんでみて。
酒粕がゆ(冷やご飯バージョン)
材料(作りやすい分量)
冷やご飯┈茶碗2杯
酒粕┈50g
塩┈小さじ1
細切り昆布┈適量
作り方
【1】鍋に酒粕、昆布、水6カップを入れて10分ほど置く。
【2】中火にかけ、アクが出たらとる。
【3】冷やご飯を洗って入れる。
【4】弱火にし、ふつふつさせながら好みのやわらかさになるまで炊き、最後に塩を加える。
酒粕がゆ(生米バージョン)
材料(作りやすい分量)
米┈1合
酒粕┈50g
塩┈小さじ1
細切り昆布┈適量
作り方
【1】鍋に洗った米と昆布を入れ、水を6〜7カップ加えて中火にかける。沸騰したらアクをとって弱火にし、15分加熱する。酒粕をちぎって加え、5分ほど加熱して火を止める。
【2】蓋をして15分以上蒸らす。食べるときに軽く混ぜて酒粕を溶き、弱火にかけて温める。塩を加えて味を調える。
