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あなたも間違って使っているかも!?【お茶を濁す】の本来の意味、知ってる?【クイズ】

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ゆうゆうtime編集部

【お茶を濁す】の正しい意味は【ア】

もともとの意味はア。「茶を濁す」ともいいます。

この「お茶」は抹茶のことで、茶道の作法を知らない素人がお茶(抹茶)を立てることができず、適当に茶を混ぜて濁らせてその場を取り繕ったことからきている言葉です。転じて、「いい加減なことを言ったりしたりして、その場を取り繕う」という意味になりました。

「はっきり言わずあいまいにする」という意味を表す言葉には、同じ「濁す」を使う「言葉を濁す」があります。「言葉を濁す」ははっきり言いたくないときに、あいまいに言ってごまかそうとする意味を表す言葉です。

いっぽう「お茶を濁す」は、ただごまかそうとする言葉だけでなく、問題を解決せず一時しのぎでその場を切り抜けようとする、態度やふるまいも含めた姿勢そのものに用いられる言葉です。

用例

○ 責任を追及されたので、お茶を濁してその場を逃れた。
○ 肝心な点になると、いつもお茶を濁して教えてくれない。

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※この記事は『間違いやすいことばの意味探し辞典』(三省堂)の内容をWEB掲載のために再編集しています。

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