7割近い人が間違って使っている!?【失笑】の正しい意味とは?【クイズ】
【失笑】の正しい意味は【ア】
もともとの意味はア。
「失笑」の「失」は「うしなう」という意味ではなく、「あやまって、うっかり」という意味であり、「失笑」は、笑うべきでない状況でつい笑ってしまうことを意味します。これは、「失言」「失火」などと同じ使い方です。
ところが、近年では「笑いも出ないくらいあきれること」という意味でとらえている人が多いようです。令和5年度の「国語に関する世論調査」では、「こらえきれずに笑うこと」が26.4%、「笑いも出ないくらいあきれること」が67%という逆転した結果が出ています。
「笑いも出ないくらいあきれること」ととらえた人は、「失笑」の「失」を「うしなう」という意味だと考えて、「笑いも出ないこと。絶句するほどあきれること」と連想したのかもしれません。
用例
○ 生徒の滑稽な発言に、いつも厳しい先生も思わず失笑していた。
○ あり得ない凡ミスに、周囲の失笑を買ってしまった。
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※この記事は『間違いやすいことばの意味探し辞典』(三省堂)の内容をWEB掲載のために再編集しています。
