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年末からはバラ仕事が目白押し!まずは鉢植えバラの手入れを【ガーデニング】

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吉原美奈子

年末からはバラ仕事が目白押し!まずは鉢植えバラの手入れを【ガーデニング】(画像5)

ニューヨーク州にある住宅街の歩道沿いをフェンスできっかりと区切り、中にはあふれんばかりにバラを咲かせて。このように境界をきちんと設定して植栽すると、情景の対比が明確になって印象的。

根をほぐし、古土はできる限り取り除く

鉢替え(土替え)の具体的なやり方ですが、まず株の根元をしっかりとつかみ、株を鉢から引き抜きます。鉢土の上部の固い部分から指や園芸用フォークでほぐし、根の間にも指を入れて土をかき落とします。特に病原菌のひそむ地表部は可能な限りとり除きます。

なんとなく生育が思わしくないと思っていたら鉢土からコガネムシの幼虫がゴロゴロと出てきたなどということもありますから、しっかりと古土を落とすことが重要です。

傷んだ根や長すぎる根は切って整えます。鉢に鉢底石を薄く敷き、新しい培養土(バラ専用の土、もしくは赤玉土の小粒8:腐葉土2の割合でブレンドしたもの)を少し入れてからバラを中央に据え、接ぎ口が少し土に埋まる程度に残りの培養土を入れます。

棒で鉢土を突きながらすき間なく土を入れたら、水が鉢底穴から流れ出るまで与え、日当たりと通風の良い場所に置きます。
冬はバラの根が休眠することから、根を切ったり多少痛めても生育に悪影響はありません。恐れずに作業を行いましょう。

※2023年12月16日に配信した記事を再編集しています。
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