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雑草と戦わない庭づくり:雑草を全部抜くのはもうやめよう!ラクにきれいを保つ「選択的除草」

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光武俊子

本格的な暑さを迎えるころには、庭のあちこちで雑草がニョキニョキ。抜いてもすぐに生えてきて、うんざりですよね。でも、ちょっと待ってください! 雑草を目の敵にして必死に戦うより、ずっとラクして庭をきれいにキープする方法はいろいろありますよ。

次の雑草を起こしてしまう 丸坊主除草はちょっと待った!

小さな雑草も見逃さずに、草取りした庭はきれいさっぱり! ですが、1週間もすればまた小さな雑草が生えてきて、うんざりしませんか? これは雑草の世代交代を進めてしまった結果です。

土壌には、はるか昔からたくさんの雑草のタネが眠っています。草取りをして、土壌が耕されて空気が送り込まれ、日光が差し込み、雨でも降れば、眠っていたタネが発芽するための3条件、空気・光・水がそろうわけです。

小さな雑草ひとつなく草取りされた庭は気持ちのよいものですが、それはひとときのこと。草取りから解放されたい方には向きません。ラクして庭をきれいにしようと思ったら、庭土をむき出しにする丸坊主の除草を見直しませんか。

草丈の高くなるもの&厄介なものだけ抜く「選択的除草」のススメ

「草木ひとつ生えない」といえば、荒れ地の枕詞です。私は少しくらいの草が生えている場所のほうが、ナチュラルに感じます。また、前段で書いたように、地面に陽が当たると雑草が生えるので、地面は何かで覆われていた方が雑草はふえません。

ただし、草丈が高くなる雑草は日陰をつくり、周囲の植物の成長を阻害します。また、大きなに育ったり、繁殖力が強くてほかの植物を駆逐してしまうような雑草も困りものです。このような草丈の高い雑草や厄介な雑草だけ抜くのを、選択的除草といいます。

雑草と戦わない庭づくり:雑草を全部抜くのはもうやめよう!ラクにきれいを保つ「選択的除草」(画像4)

草丈が高くなるノボロギクの仲間

雑草と戦わない庭づくり:雑草を全部抜くのはもうやめよう!ラクにきれいを保つ「選択的除草」(画像5)

繁殖力が強く抜きにくいスゲの仲間

これなら庭や花壇で目についたものを抜くだけなので簡単! あっという間にできます。そして、かわいい花が咲いて葉っぱもきれいなカタバミなどは残していいくらいの、取捨選択する除草で表土をむき出しにしません。

雑草と戦わない庭づくり:雑草を全部抜くのはもうやめよう!ラクにきれいを保つ「選択的除草」(画像6)

草丈高い雑草だけ抜く除草

雑草と戦わない庭づくり:雑草を全部抜くのはもうやめよう!ラクにきれいを保つ「選択的除草」(画像7)

グラウンドカバーとして残してもよいカタバミ

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グラウンドカバーとは、地表を這うように広がり、地面を覆う植物を指します。クリーピングタイム、シバザクラなどが代表的で、雑草の抑制や土壌の乾燥防止、美観の向上に役立ちます。

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マルチングは、土の表面をワラやバーク(樹皮)チップ、プラスチックフィルムなどで覆うことです。乾燥防止、雑草抑制、土の流出防止、地温調節などの効果があります。

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団粒構造とは、土壌中の微細な粒子が集合して小さな塊を形成した状態のことを指します。ガーデニングでは、この構造が特に重要で、通気性や排水性、保水性のバランスを整える役割を果たします。団粒構造が良好な土壌は、植物の根が健康に育ちやすく、微生物の活動も活発化します。有機物を混ぜ込むことで形成を促進できるため、堆肥や腐葉土を使用すると効果的です。

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八重咲きとは、花びらがたくさん重なって咲く花のことです。通常の花よりも華やかでボリュームがあり、豪華な印象を与えます。バラ、ダリアなど、多くの植物に八重咲きの品種があります。

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腐葉土とは、落ち葉や枯れた植物の枝などが微生物の働きによって分解され、ふかふかの土状になったものです。ガーデニングでは、土壌改良材として使用されることが多く、通気性や水はけを向上させ、植物の生長を助ける効果があります。また、有機物を豊富に含むため、植物にとって優れた栄養源となります。手作りも可能で、落ち葉を積み重ね適切に管理すると約半年~1年で完成します。庭づくりやプランター栽培にも非常に役立つ、自然の恵みを生かした便利なアイテムです。

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斑入りとは、白や黄色、クリーム色など、本来の植物の色とは異なる色の模様が入っている状態のことを指します。斑入りの葉の植物は観賞価値が高く、花が咲かない季節でも楽しめますが、日差しが強すぎると、斑の部分が茶色く焼けてしまうことがあります。

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地下茎とは、植物の茎が地中に発達する構造を指します。この茎は地表には見えませんが、栄養を貯蔵・増殖する重要な役割を果たします。ジャガイモやショウガがその具体例で、次世代の芽を形成して繁殖を助けます。ガーデニングでは、地下茎植物の管理や植えつけ方法を知ることが、より健全な生長を促すカギとなります。

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光合成は、植物が太陽の光をエネルギー源にして、二酸化炭素と水から酸素と栄養(糖)を作り出す生命活動の基本です。葉の中にあるクロロフィル(葉緑素)が光を受けることでこの反応が起き、植物の生長だけでなく、地球上の酸素供給にも関与しています。ガーデニングでは、植物が光合成しやすいように日当たりを確保し、葉を健康に保つことが重要です。日陰を好む植物でも、ある程度の光が必要であるため、「光と植物の関係」を理解しておくことは、育てる楽しさを深めてくれます。

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表土とは、ガーデニングや農作業において地表のごく浅い部分を指し、植物の生育に重要な土壌層です。この部分は通常、有機物や微生物が豊富で、植物が栄養を吸収しやすい環境を提供します。また、水分を保持しつつ排水性も高いため、根の生長を促進します。特にガーデニングでは、健康な表土を保つことが美しい花や元気な野菜を育てる鍵となります。草花を植える際には、表土の改良や適切な肥料の使用が推奨されます。

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草丈とは、植物が地面からどのくらいの高さまで育つかを示す言葉で、園芸品種の選定や植えつけ間隔を考えるうえで重要な指標になります。低い草丈の品種は鉢植えや寄せ植えに向き、高い草丈の品種は庭の背景や目隠しとして活躍します。花壇づくりでは草丈のバランスを取ることで、奥行きや見栄えのよいレイアウトに仕上げられます。

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堆肥とは、落ち葉や草、野菜くずなどの植物性廃棄物や動物のふん尿などを発酵・分解させて作られる有機質肥料の一種です。土壌の改良や植物の育成を助ける役割があり、ガーデニングでは土の栄養補給やふかふかな土壌づくりに欠かせません。自家製の堆肥を作ることで廃棄物の再利用が可能になり、環境にも優しい方法として注目されています。発酵の過程で微生物が活躍するため、適度な湿度と空気の供給を保つことが重要です。

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品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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株とは、地面から芽を出して生長している植物の基本単位を意味し、特に多年草や野菜苗などでよく用いられます。例えば「このラベンダーは大株に育った」といったように、株の大きさや状態は植物の生育具合を示す指標にもなります。ガーデニングでは株分けや株の更新、株元の管理など、長期的な育成を考えるうえで頻出する概念です。

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