81歳で驚きの腹筋200回!アナウンサー 草野仁さんが実践する健康長寿の秘訣とは?【対談 和田秀樹さん×草野仁さん】
80歳、90歳を超えても、現役でいきいきと輝き続ける人たちがいます。その元気の秘密とは? 高齢者医療のプロ・和田秀樹さんが人生のレジェンドたちと語り合いながらそのヒントを探る、新刊『80歳の壁を超えた人たち』(幻冬舎刊)が話題です。その中から一部抜粋してお届けする第2回は、“老いをはねつけ意欲的に生きる” アナウンサー・草野仁さんです。
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草野仁さん キャスター
(くさの・ひとし)1944年旧満州生まれ、81歳(2026年1月時点)。東京大学文学部社会学科卒業後、NHKに入局。1985年に退局しフリーに。『草野仁のGate J. プラス』(グリーンチャンネル)でMCを務めている。『「伝える」極意 思いを言葉にする30の方法』(SB新書)など著書多数。
トレーニングを続ける。少量でも毎日やるといい
和田 草野さんはスーツの上からも筋骨隆々なのがわかります(笑)。
草野 いやいや(笑)。もうだいぶね。トレーニングも軽めにしていますから。
和田 毎日されるんですか。
草野 はい、毎日やります。
和田 どれくらいの量を?
草野 腹筋は一応200回。あとは15キロのダンベルを持って自分で工夫した「組み合わせ体操」を6種類くらいやっています。エアロバイクはできれば30分ぐらいはやりたいんですが、短めで終わる日も結構あります。有酸素運動をきっちりやらなきゃ、ということで。
和田 失礼ながら80歳の方のトレーニングとは思えません(笑)。
草野 (笑)。以前と比べると、だいぶ軽めになりました。
和田 そもそもなぜ筋トレをやり始めたんですか?
草野 50代後半くらいだったでしょうか。年齢とともに運動量が減っていくなかで、背中の皮を引っ張ってみると、ちょっと厚くとれるようになったんです。それで「運動しなきゃいけない」と思い、最初はジムに通ったんです。ところがジムの休館日と私の休日が合致すると行けない。それで最低限の機材を自宅に持ちこむことにしたんです。家ならやりたい時にできますからね。そこからだいぶ熱心にやって、結構重たいものも含めてやっていたんですね。
和田 面白くなっちゃった?
草野 はい。ところが60歳を過ぎた頃でしたね。東京都知事の石原慎太郎さんにインタビューした際に「草野君、まだ重いのやってるのか?」と聞かれ、「やってますよ」と答えました。すると「おまえな、人間、60歳を過ぎたら血管がプチッといくぞ。重たいのはやめておけ」と言われたんです。それで「わかりました」と。
和田 そこから軽量化した?
草野 はい。別に大会に出て競ってるわけじゃありませんからね。そこから量も時間も軽めにして、ある程度必要なことはきっちりやろうと。でもなるべく休まずにコツコツやっています。
和田 いいですね。年をとったら、少量でも毎日やることが大事なんです。
草野 やりすぎはダメですか。
和田 やりすぎて危険ということはそうありません。だけど見習える人と見習えない人がいます。草野さんはたぶん、家系的にも丈夫な人です。だから腹筋を毎日200回やっても大丈夫(笑)。でもそれを見習おうとしても、できない人は多いでしょうね。
