春のタネまきはいつ?初心者向け一年草8選と失敗しない育て方【ガーデニング】
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光武俊子
タネからだから楽しめる花【ハナビシソウ(エスコルチア)】
開花期:4~6月
草丈:20~60cm
カリフォルニアポピーとも呼ばれ、大きな花びらが風に揺れるさまが魅力的です。ところが、直根性で移植を嫌うためかポット苗ではほとんど流通しないので、タネから育ててこそ楽しめる花。関東以西では9~10月か3~4月に花壇や鉢に直まきします。本来は多年草ですが、日本の夏が苦手で一年草扱いです。
縦に伸びる花穂がアクセントになる【サルビア】
開花期:6~11月
草丈:20~70㎝
遠くからも視線を引きつける鮮やかな赤色のスプレンデンス、涼やかな青いファリナセア(ブルーサルビア)、トロピカルセージと呼ばれるコクシネアなどが、タネから育てやすい一年草扱いのサルビアです。発芽適温は約20℃、好光性なのでタネには薄く土をかけます。
切り花用にお花畑みたいに咲かせたい【アスター】
開花期:7~8月
草丈:30~80㎝
お盆の時期の切り花として親しまれていて、仏花やアレンジメント用に栽培したい花です。暖地よりも中部地方以北でよく栽培されます。発芽適温は15~20℃で、春と秋まきができます。直根性で移植を嫌うためビニールポットにまいて、本葉5枚ほどになったら定植を。
花にも負けない存在感、色彩のリーフプランツ【コリウス】
観賞期:5~11月
草丈:20~70㎝
シソの仲間のリーフプランツです。近年はさし木で増殖する栄養系の園芸品種が多く出回っていますが、タネから育てるコンパクトなタイプもあります。赤や黄色など鮮やかな葉色や斑模様が、花にも劣らず華やかで庭や鉢植えで主役級の存在感。秋には花茎が伸びます。
ヤエザクラの咲くころにタネをまく
今回紹介した一年草の発芽適温はさまざまですが、一般的に春のタネまきは霜の降りなくなったヤエザクラの咲くころが目安です。イチゴパックなどを利用した苗床に肥料分のないタネまき用の用土を入れ、水で湿らせておきます。
タネは大小あるので、大きなタネは用土に掘った筋に2~3㎝間隔でまくか、4号ほどのビニールポットに穴をあけて数粒ずつまきます。細かなタネはできるだけ重ならないようにまいて覆土。タネが流れないように、霧吹きなどで湿らせます。
適温で用土を乾かさないように保つと、1週間~10日ほど(植物によってもっと遅いことも)で子葉(双葉)が出ます。本葉が数枚出て苗床が混み合ってきたら、3号くらいのビニールポットに草花用培養土で植えつけ(鉢上げ)。根がしっかり張って本葉が4~5枚になったら、花壇や鉢に定植します。
5月になると急に気温が上がり、苗の生育に失敗したり、幼苗を害虫に食害されることもあるかもしれません。それでも、タネをまいて双葉が顔を出した時の喜びをぜひ一度味わってみませんか。タネから育てた花はまたひとしおかわいいものです。
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