【意外な結論】60代の生き方で70代・80代が決まる!?今年83歳現役女医が教える「これからが人生本番」になる5つのコツ
70代は「第二の成熟期」
私は、今の時代、70代は人生における第二の成熟期だと捉えています。50代で折り返し地点を迎え、60代で第二の人生の方向性が決まり、いよいよ自分のやりたかったこと、目標としていることを深める時間の始まりです。
いかに充実した70代を過ごすかが、その後の人生を大きく左右します。ですからこの時期、健康管理をしつつ、好きなことを見つけて思いきり何かに熱中したほうがいいと思います。
私は77歳の時に塾員41万人の慶應連合三田会の会長になり、3年半、会長職を務めました。塾員有志が自発的に集う三田会を包括している組織ですから、規模も大きいし、責任も重大。やるべきこともたくさんあります。でも、大変ではありましたが、人様のお役に立っていると思えると張り合いが出ましたし、夫亡きあとの喪失感を埋めてくれ、「まだまだ、これから」と活力の源となりました。
私はなにも、名誉が欲しくて会長になったわけではありません。今まで女性が誰も会長になっていないので、引き受けることで後輩の女性たちへの道が開けるのではないか、という思いもあったのです。卒業生には、会社の経営者や社会でリーダー的な役割を果たしている男性が少なくありません。そういう方たちにも女性の底力を実感していただきたかったし、ここで私ががんばらなくては、後に続く女性の道が閉ざされる。大袈裟にいうと、使命感かもしれません。
会長を退いてからつくづく感じたのは、使命感はエネルギーの元になる、ということです。そういえば100歳を超えても精力的に活動をされて、105歳で亡くなられた医師の日野原重明先生は、100歳の時のインタビューで「元気の源は有用感。つまり、自分の存在が誰かの役に立っているという実感です」とおっしゃっていました。
ボランティア活動でも、シルバー人材センターに登録して何かしら人様の役に立つことをするなど、なんでもかまいません。まずは自分の好きなことをやるのが一番ですが、さらに「誰かの役に立つこと」をひとつ生活に加えてみませんか。
