【ガーデニングQ&A】ガーベラになかなかつぼみがつきません。水や肥料の与え方のポイントは?
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園芸ガイド編集部
植物を育てていくうえで、わからないことや悩んでいることはありませんか? ここでは、読者の皆さんから寄せられたガーデニングにまつわる疑問や質問、お困りごとに、園芸研究家の山口まりさんが回答します。今回のテーマは「ガーベラ」です。
Q ガーベラになかなか花がつきません
3年前ほどに花が咲いたのを最後に、つぼみがなかなかつきません。写真のように葉はたくさん出てきているのですが……。水やりや肥料など、どのようにしたら、また花がみられますか?(埼玉県さいたま市 41才)
A 原因は長年の根詰まりです。春か秋に株を傷めないように株分け、植えかえを行い、日当たりのよい場所で肥料を春と秋に与えて育てましょう。
ガーベラ属は、温帯~熱帯のアジアとアフリカに約40種がある多年草です。園芸種のガーベラは、19世紀末にフランスで南アフリカ産の数種が交雑され改良が始まりました。戦後は日本や欧州などでも改良され、現在では、切り花用・鉢植え用の一重から万重咲きの色彩豊富で大輪多花性の品種が多数作出されています。
園芸種の原産地は冬季が温暖・湿潤、夏季は冷涼・乾燥する地中海性気候で、冬や寒さを苦手とします。多年草ですが、冬季は地上部が枯れ休眠し、春に芽が展開し、4月中旬~11月に開花しますが、真夏の開花は少なくなります。
読者からの写真を拝見すると、数年間植えかえされておらず、根が鉢内に充満し根詰まりし生育が悪くなっているようです。株分けを兼ねて植えかえしましょう。
植えかえ
植えかえは、毎年、春の葉が展開を始める3月中旬~4月中旬、または9月下旬~10月に行います。太い根を短く切り詰めると生育が停滞するので、あまり根を切らないように丁寧にほぐします。地際の芽を埋め込まないように植えつけます。植えかえと同時に株分けを行いますが、細かく分けず、1株に2~3芽以上つけます。
用土は、酸性土は好まないので一般的な水はけのよい草花用培養土にアルカリ資材の炭やゼオライトなどを少量混ぜるとよいでしょう。地植えでは腐葉土や堆肥を混ぜた肥沃な土壌とし、根が長く伸びるので深く耕します。
置き場所
日当たりと温暖な場所を好みます。春~秋は半日以上日が当たり、冬季は直接霜が当たらない場所。関東地方以西では、地植えでそのままでも越冬しますが、株の上に落ち葉などをかぶせ保護するようにします。
水やり
乾いたらたっぷり与えます。地植えは、乾燥が続くときには水やりが必要です。
肥料
連続開花するので、真夏と休眠期の冬季を除き、肥料を切らさないように追肥します。
病害虫
病気は灰色かび病、うどんこ病、白絹病、菌核病などがあり、害虫は、アブラムシ、ハダニが発生します。予防のため、枯れた葉、花がらはつけ根から折り取ります。
繁殖
株分けやタネまきで増やせます。
ガーベラの栽培カレンダー 暖地(関東南部以西太平洋側)
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写真提供/山口まり
※この記事は『園芸ガイド』2026年夏号の記事を、WEB用に再編集したものです。
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