世界が注目する「地中海食」は、実は「和食」と似ていた!フレイルや認知症予防につながる共通点とは?
日本人の平均寿命は女性87歳、男性81歳と世界トップクラスを誇ります。しかし、自立して生活できる「健康寿命」とは約10歳の開きがあるといいます。『健康寿命を延ばすために知りたいことが全部のってる本』(主婦の友社編)よりお届けする第2回は、フレイル・認知症予防におすすめの「地中海食」と「和食」について。
フレイル予防や認知症予防におすすめなのは「地中海食」と「和食」
世界が認めた、健康長寿の食事法を取り入れましょう
健康寿命を延ばす食事として、世界中の研究で高く評価されているのが「地中海食」です。
地中海沿岸の国々で、古くから親しまれてきた食事法で、野菜や果物、豆類、全粒穀物、魚、ナッツ、オリーブオイルを多く取り入れ、赤身肉や加工食品は控えめにすることが特徴です。
近年、この食事法を続けている人は、そうでない人に比べて心臓病や脳卒中、糖尿病などの生活習慣病だけでなく、フレイルや認知症の発症リスクも低く、死亡率も低いことが数多くの研究で報告されています。つまり、地中海食は、長生きするだけでなく、元気に生活できる期間を延ばす効果、まさに健康寿命の延伸が期待されているのです。
とはいえ、「ふだんの食事を地中海食にするのは難しい」と思う人もいるでしょう。しかし、実は和食には、魚や大豆製品、野菜、海藻など、地中海食と共通する食材が数多くあります。
和食もフレイル、要介護、認知症を予防することが報告されています。日本人の食生活に合った形で取り入れれば、無理なく健康長寿につなげることができます。
ただし、和食の場合、塩分の摂りすぎに注意が必要です。まずは今の食生活がどれくらい地中海食に近いのか、地中海食の特徴を詳しく見てみましょう。
