歯磨きしているのに磨き残し?1日何回、1回何分がいい?オーラルフレイルを防ぐ8つのポイント
日本人の平均寿命は女性87歳、男性81歳と世界トップクラスを誇ります。しかし、自立して生活できる「健康寿命」とは約10歳の開きがあるといいます。『健康寿命を延ばすために知りたいことが全部のってる本』(主婦の友社編)よりお届けする第3回は、「オーラルフレイル」を防ぐ歯磨きの8つのポイントについて。
オーラルフレイル予防の鉄則は、毎日の歯磨き
フロスや舌磨きを取り入れて徹底的にケアしましょう
オーラルフレイル予防の基本は、毎日の口腔ケアです。どれほど口の機能を鍛えても、口の中に細菌が多く、不潔な状態では、虫歯や歯周病だけでなく、誤嚥性肺炎のリスクも高まります。まずは毎日の歯磨きを丁寧に行い、口の中を清潔に保つことが何より重要です。
歯磨きは1日2回以上、3分以上。回数と時間をかけるほど、口内環境は整います。歯ブラシは大きくゴシゴシと動かさず、小刻みに。歯の表面だけでなく、歯と歯ぐきの境目や歯と歯の間まで意識して磨くことが大切です。
歯ブラシだけでは汚れを落としきれないため、デンタルフロスや歯間ブラシを併用すると、歯周病予防にも効果的です。また、舌の表面には細菌や食べかすが付着しやすいため、専用の舌ブラシなどでやさしく清掃することも、口臭や感染予防につながります。
入れ歯を使っている人は、毎日取り外して洗浄し、口の粘膜も清潔に保ちましょう。歯磨き、入れ歯の清掃方法は、歯科医院で専門的な指導を受けることが必要です。さらに、定期的に歯科医院でクリーニングや口腔機能のチェックを受けることで、自分では気づきにくい変化も早期に発見できます。
毎日の小さなケアの積み重ねが、将来的な口の衰えを未然に防ぐのです。
