スマホが苦手でも大丈夫。話しかけるだけで使える「チャットAI」入門と暮らしの活用例
「今さらAIを学ぶなんて無理!」そう思っていませんか? 実はAIは、ゆうゆう世代にこそ使ってほしい暮らしが楽しくなるツール。話しかけるだけで世界が広がるAI体験に、あなたもチャレンジしてみませんか。
教えてくれたのは
岡嶋裕史さん
おかじま・ゆうし●1972年、東京都生まれ。中央大学国際情報学部教授。中央大学大学院総合政策研究科博士後期課程修了。富士総合研究所勤務、関東学院大学経済学部准教授・情報科学センター所長を経て現職。AIはシニア世代にこそ使ってほしいと、精力的に活動を続けている。
話しかければ答えてくれる。気軽に相談できるのがチャットAIです
「テレビ番組は、映像が映る仕組みなんか知らなくても楽しめますね。AIも同じです。難しいことはわからなくたって使えるのです。ゆうゆう読者におすすめしたいチャットAIは、直接話しかけて使うAIです。スマホの小さな文字が見づらくなってくるお年頃(!?) ですから、おしゃべり(チャット)しながら相談できるのがうれしいですね。質問する→AIが答える→重ねて尋ねるというやりとりができるので、頼もしい相談相手が一人増えるようなものなのです」
話しかけるだけ! チャットAIをわかりやすく解説
【何ができるの?】献立提案から、人づき合いの悩み相談まで24時間何でも対応
「私たちは人生の中で、多くの知識を身につけてきました。言葉を覚え、勉強をし、人づき合いだってそれなりにこなせるようになっています。チャットAIはその拡大版。ネット上の膨大な情報を学習した、ものすごく物知りな相手だと考えてみてください。『残り物で何が作れる?』と聞けば献立を提案してくれるし、友人関係の悩みを相談すれば気持ちが上向く方法を示してくれたりします。夜中に話しかけたって、嫌な顔ひとつせずに全力で相手をしてくれますよ」
【スマホが苦手で使いこなせる?】文字入力が苦手でも話しかけるだけでOK
「目にもとまらぬ速さでスマホに文字入力する若者の指使いは、神業としか思えません。ゆうゆう世代は、スマホの文字入力が苦手な人も多いですね。『あ』をトントンとたたいて、ようやく『お』が出た……と思ったら、うっかり指がすべって別の字になってしまったり。おまけに老眼が進んで、入力していると目が疲れます。チャットAIは文字入力せずに、話しかけるだけで知りたいことを教えてくれます。生身の人間とやりとりする感覚で使うことができます」
【家族に尋ねるより気楽って聞くけど?】繰り返し質問しても決してあなたを責めません!
「人にものを尋ねて、その答えに納得できなくても、何度も重ねて聞くのは気がひけます。『意味がわからない』『それは違うと思う』なんて、ちょっと言いにくいですね。でも、チャットAIは決して気を悪くしません。何度も同じような質問をしても責めないし、うまく話しかけられなくても怒りません。とりとめのない聞き方をすると、『要点はこうですね?』と親切にまとめてくれたりもします。相手にどう思われるかを気にしなくていいから、気楽に質問できるのです」
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