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鈴木ちひろ
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映画館のレイアウトを生かして、解放感のある造りに。市場にはお年寄りが目立ちますが、ここは若者や、平日の午前中に訪れたため主婦層が目立ちました。4人座れるソファ席のほか、1人で読書を楽しめるボックス席のような客席もあり、多様なニーズにこたえます。
客席からカウンターを見て。ここからの景色はまさに映画館。客席は多めですが、映画館ゆえの高低差があるため、混雑していてもそこまで苦に感じません。天井も高く、控えめのライティングで落ち着いたひと時を過ごせます。
カフェの2階(建物の4階)にはバルコニー席も。“韓国あるある”でコンセントのある席も多いので、パソコンをする人も目立ちました。
オーダーしたドリンクが出来上がったら、プロジェクターを使ってお知らせ。自分の名前がドドーンと出て驚きましたが、この演出は人気が高いそう。
場所は京東市場の4番ゲートをくぐってすぐ右手にある階段を上った先。入り口の看板を見逃さないで。
こちらがスタバに最寄りの入り口。後ろには再開発で建設中の、清涼里の高層アパートが見えます。場所がいいだけに、恐らく分譲で一部屋20億ウォンはするはずです。
入り口付近でナッツや豆類などを売るお店。客引きに精を出す人はあまり見かけず、店先で居眠りしたり、携帯で動画を見たり、仕事中だってゆるゆるです。
タコやイカ、カニのチョッカル(塩辛)専門店。日本の塩辛に比べて発酵度が高く、より長く保存がききます。日本の居酒屋でよく見るチャンジャに似た味で、ごはんとの相性も抜群です。
野菜の鮮度がよく見える蛍光灯が多く吊るされている市場。このルールに従って、精肉店では赤い照明がついています。
お肉を巻くだけでなく、しょうゆ漬けやコチュジャン漬けにして日々の食卓に並ぶエゴマ。見た目が似ている日本の紫蘇は韓国にはありません。
1人あたりのニンニク消費量は1年間で6キロほどと言われている韓国。日本人はミーティングの前はニンニクを控えますが、韓国人は1ミリも気にしません。
薬令市場の入り口。外国人が処方を頼むのは難しいかもしれませんが、今は携帯の翻訳機能を使ってオーダーする人もいるのだとか。
薬令市場内にあるソウル韓方振興センター。ナツメ茶やオミジャ茶など、韓国の伝統茶が飲めるカフェもあります。きれいなトイレがあるのもチェックポイント。
ご飯に混ぜて炊く穀物を売るお店も。購入する際は국산(国産)と書かれたものを買うのがベター。
薬令市場の入り口付近にある、お粥のお店に集まるハルモニたち。最近の韓国は日本以上に物価高が激しいので、食堂の価格表の多くは値段が修正されています。