#ガーデニングQ&A
#バラ
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吉原美奈子
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ピンクの小花が降るようなロマンチックな景色。つるバラは枝先を上に向けて誘引するのが基本ですが、ランブラーローズなどの細枝のバラは、枝垂れさせても咲きます。よく伸びるので大型のパーゴラ向き。
イギリスの一般家庭の庭です。中央に芝生を敷き、小輪のつるバラのアーチを設け、足元にもコンパクトシュラブのバラを。バラは白系で統一し、宿根草のブルーでほんの少し色を添えています。
木のフェンスに絡む小~中輪の白いバラ。まるで野生のバラが自然に生えてきたような情景を作り出しています。‘プロスペリティ’、‘シティ オブ ヨーク’、‘淡雪’などでも似たシーンが作れます。
イングリッシュローズの‘ジェームズ ギャルウェイ’をアーチに這わせた例。植えつけて1、2年ほどでしょうか、あと1年でアーチが完成しそうです。パウダリーな色とフリルをおびた花弁が特徴。
ドイツのバラで、‘アフタヌーン ディライト’の名がありますが、日本では未入荷のようです。花弁を折りたたんだようなロゼット咲きで、花びらの造形に見入ってしまいます。
イングリッシュローズの‘リアンダー’。シュラブ樹形で株バラのようにもなりますが、枝が伸びるのでつる仕立てが向きます。春はもりもりと元気に花をつけ、以降も花数は少なめですが返り咲きます。